タイトルの写真は「吾妻小富士から一切経山」を撮った所、「一切経山南側山腹」付近は昨年12月に噴火警戒レベル1から噴火警戒レベル2に引き上げ現在も地震回数も多く噴煙を上げています。5月に火山性微動が観測されて警戒中。
数十年昔ここの浄土平から一切経を超えて山形県側の「姥湯温泉」へ降りた事があります。 当時は噴火を気にする事無く一切経山超えが出来ましたが、今は直登ルートは登山禁止のようです。 写真下にレストハウス・ビジターセンターが写っていますが、私達の乗ったツアーバスがここの駐車場に駐車する為に火山情報確認をして居ました。 今回のトレッキングツアーは軟弱ですがこの「浄土平」から翌日裏磐梯「五色沼」周辺のトレッキングツアーをする一泊二日の旅です。
写真は福島駅(10:30分着)。ここから福島交通の観光バスに乗り磐梯スカイラインを使い「浄土平」に向けて出発します。
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写真は「吾妻小富士」(1,707m)の登山口で15分程で登れます。噴火口を一周すると1時間程とパンフには書いてありますが実際は山馴れた方ならもっと早いと思います。 私達はツアー一行とは別行動を取り、昼食に手間取った為時間が無くなり一周する事を諦め、この後「浄土平湿原」の散策をします。
写真は「吾妻小富士」の噴火口、この噴火口には水が溜まっていませんでした。タイトルの写真はここから撮影しました。
さて、「吾妻小富士」を降り今度は「浄土平湿原」の散策です。木道を歩きながら植物などを観察します。写真は「イソツツジ」未だ花が蕾の状態で開花すると結構派手な感じになります。
写真は「ワタスゲ」。風が無かったので綺麗な写真が撮れました。 こうして写真を夢中で撮っていて持参した小型三脚をザックのポケットに差していて、落としてしまったことに気づかず、大失敗。気が付いた時は引き返す時間も無く、涙を呑んで探すのを諦めました。
写真は「ハナゴケ」クローズアップレンズで撮ると面白いと思いますが、なにせ木道の上からで難しい!
写真は「イワカガミ」所々点々と散らばって咲いていました。 「浄土平湿原」の散策を終え、次に県道70号「磐梯吾妻スカイライン」を行きます、途中から「磐梯レークライン」となり「小野川不動滝」(落差40m)の見学をします。
写真は「小野川不動滝」へトレッキングするツアーメンバー、割と急な山道を登り20分程歩くと下の写真の様な「不動滝」へ出ます。
写真は「不動滝」三脚が無いので橋の欄干の上へカメラを固定して手持ちでシャッターを切りましたがナンとかブレの少ない写真を載せました。 シャッタースピードは1/3sec、F-9.5、ISO100位で連写モードで撮影してもブレは治まりません、レリーズを使えばもう少しましな写真に成ったかも!
写真は案内板。歩いたコースの往復を黄色線と赤線で書き入れました。 途中から雨が本降りになり、結構濡れながら歩行でした。折りたたみ傘で間に合う程度でしたので良かったのですが・・・・・・
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写真は「ヤブデマリ」ガクウツギやガクアジサイと似ていますが葉の形状などから「ヤブデマリ」としました。(専門家では無いので詳しくは不明) 本日の日程はこれで終わり、今日の宿泊は檜原湖畔に在る巨大なホテルでした!! 星野リゾートの経営によるホテル。
写真がそのホテル。 この写真の真ん中から右側が現在営業しているエリア!真ん中から左側は、朝、散歩がてら見に行ったら、内部を解体していました。巨大なホテルは今の時代にはそぐわないのでしょうね!バブル時代の遺物・・・・・・な、感じです!
写真は朝ホテルの周りを散歩しながら「磐梯山」を何とか撮ろうとしましたが、中々山頂の雲が取れずホンの一瞬見えた所です。爆裂火口は常に見えていました。 このホテル、夕食、朝食はバイキング形式で夕食のバイキングは苦手! 案の定、食べ物を選ぶのが面倒で酒もゆっくり飲めない! 失敗も有り良い印象は出来なかった! 飲兵衛にとってバイキングの夕食は鬼門です。
写真は「ドクウツギ」。ドクウツギは食べると死に至る猛毒で赤い実は鳥も食べません。
翌朝五色沼トレッキング初めに撮った写真。この日主なコースは「五色沼トレッキング」と「猪苗代湖」へ寄る日程、その他後半は在ってないような物、つまりツアーに付きもののドライブイン巡りのような退屈な帰路でした。
写真は「ベニバナイチヤクソウ」。五色沼トレッキングは、専門のネイチャーガイドの案内で4km弱の行程を2時間程掛けゆっくり歩きます。 この写真の「ベニバナイチヤクソウ」は開花時期も終わりに近く、開花している個体が少ないせいで良い写真が撮れませんでした。
写真は「ヤマウルシ」。どうやら漆は人間の手によって植えられた物のようです。その他にツタウルシ等の種類が有りました。
写真は「桑」赤い実と黒色の実が有りますが、黒い実が熟した物で、食べるととても甘い。
写真は五色沼の中で一番大きい「毘沙門沼」トレッキングはこの沼の畔から始まり、この沼を回り込み進みます。沼の科学的な知見は福島大学のリンクを参照して下さい。
次に出て来たのが「赤沼」。沼によって微妙に水面の色合いが違います。沼の縁が鉄分で赤く変色している。
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次の「弁天沼」へ行く途中に有った「エンレイソウ」この個体は未だ開花していませんが葉の真ん中にある蕾がまもなく開花しそうです。
写真は「コシアブラ」。山菜料理で新芽を天ぷらにして食べると美味しいのですが、この写真のように大きくなった物を見るのは初めてで、ガイドの方に教えて頂くまで判りませんでした。
写真は「ツルアジサイ」。アジサイの種類は多くまして原種に近くなるとウツギなどと区別が付かなくなり特定するのが難しいです。
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写真は「弁天沼」のすぐ隣に位置する「るり沼」。。。。。「るり沼」と言うが瑠璃色はして居ない、光の加減か?
写真は「青沼」。これも「るり沼」のすぐ隣ですが、こちらは青く色付いています。この沼は確か「珪酸カルシュウム」が多く、水辺の葉などが沼に浸かった後「珪酸カルシュウム」が葉に析出して真っ白になる様子が見られます。
五色沼トレッキングコース最後の「柳沼」この沼は透明度も高く、鯉などが住んでいて普通の「沼」という感じでした。
写真は檜原湖。五色沼のトレッキングが終わり、この檜原湖湖畔で昼食にします。 ここでもツアーオプションの昼食は止めて、単独行動にして近くの食堂で手打ち十割蕎麦を食べました。ここの十割蕎麦は本物で美味しかった!呼び込みのおばさんの話では、地元産のそば粉を使い何回もふるいに掛けたから、美味しいよと言う言葉を信じて良かった。
昼食の後、バスは「猪苗代湖」へむかう、この日は月曜日でも有るので観光客は殆ど見掛けなく閑散としていました。すぐ側に磐越西線「猪苗代湖畔駅」が有りますが駅舎には立ち入り禁止で入り口も草が生えていました。夏にシーズンのみ営業するのかしら?
猪苗代湖で30分程時間を潰し(何の面白味も無かった!)、新幹線「郡山駅」から帰ります。 途中例によってドライブインなどに立ち寄り「郡山駅」に到着したのは15:35分頃、新幹線の発車時間は17:15分なので時間がたっぷり有り、仕方なしに駅構内をブラブラお土産屋などを廻る事に・・・・・(写真は郡山駅) 待合室で丁度「民話ライブ」成る物を催していたのでそこで時間つぶし・・・・・・ 郡山発17:15分やまびこ148号に乗り東京へ、新幹線は速い、速い大宮まではフルスピードで走る。いつもながら日本の鉄道技術の素晴らしさを実感しながら・・・・
数十年昔ここの浄土平から一切経を超えて山形県側の「姥湯温泉」へ降りた事があります。 当時は噴火を気にする事無く一切経山超えが出来ましたが、今は直登ルートは登山禁止のようです。 写真下にレストハウス・ビジターセンターが写っていますが、私達の乗ったツアーバスがここの駐車場に駐車する為に火山情報確認をして居ました。 今回のトレッキングツアーは軟弱ですがこの「浄土平」から翌日裏磐梯「五色沼」周辺のトレッキングツアーをする一泊二日の旅です。
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吾妻小富士と一切経山の地図(国土地理院より)
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写真は帰りがけに撮った「不動滝入り口」の写真
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翌朝五色沼トレッキング初めに撮った写真。この日主なコースは「五色沼トレッキング」と「猪苗代湖」へ寄る日程、その他後半は在ってないような物、つまりツアーに付きもののドライブイン巡りのような退屈な帰路でした。
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写真は「ミドロ沼」。前後の「沼」とすいぶんと感じが違い赤茶けた色だ!
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写真は「弁天沼」。明るい日の光を受けて、綺麗な色に輝いていました。
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