J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

美ヶ原高原を歩く その2

2017年07月31日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は美ヶ原高原「王ヶ頭」(標高2,034m)山頂標識。
山本小屋主催「朝の自然散策教室(朝飯前の散歩)」では「王ヶ頭」付近を通過してしまったので再度徒歩で行った時にシッカリ山頂へ行きました。丁度王ヶ頭ホテルの裏手にあり、晴れていれば絶景が見られる所だ。

美ヶ原高原を歩く


この地図は前回「美ヶ原高原を歩く」に記載した地図と同じですが、中央の赤い線の所を往復します。徒歩往復3時間弱ですが殆ど平地と言って良い程です。途中ガスに包まれたり雨に降られたりと天候の変化が激しく、高原の景色も爽やかな風も無縁な感じでした。



写真は朝起きた時部屋の窓から牧場を撮った。ポニーが草を食んでいる、このポニーが言う事を利かないらしく子供を乗せて遊覧させようと調教したが全くものに成らず失敗したとオーナー氏が嘆いていました。
木のフェンスの所が登山道兼車道に成って居て、ここをマイクロバスで行く、その後戻り再度同じ道を歩いて「王ヶ鼻」まで行く事に成る。緩やかな登りだ!



バスはゆっくりと走り「王ヶ鼻」へ到着して、電波塔の脇にバスを止め「王ヶ鼻」の突端まで歩く。来た道を20m程戻ると写真の分岐に出る。参加したのは7名ほど。




途中小屋のオーナー氏が色々な解説をしながら「王ヶ鼻」へ。
写真は「グンバイヅル」 美ヶ原・浅間山・志賀高原の特産種で絶滅危惧種Aに指定されているそうだ。下の写真はオーナー氏が花の下部に出来た種を取り見せてくれた、種が軍配の様な形だ。しかし名前を教えて貰っても直ぐ忘れる!!困ったモンだ!
この花も後から調べて漸く名前が特定できた。。。。。。。



ウスユキソウの仲間




「王ヶ鼻」の突端と石仏群、写っている男性がオーナー氏。写真の左下の岩場で良く映画のロケなどが行われるとか!前夜の食事後「美ケ原の四季」スライド上映会のイベントの時色々な話をして頂いた。



「ウツボグサ」の蕾 開花したものも沢山有ったが撮り忘れた。




「ハナチダケサシ」この花も沢山咲いていた。




「チョウジコメツツジ」先程のロケ現場の岩場にへばりつくように咲いていました。




「イワキンバイ」この花も上の写真の近くに咲いていました。




「イワシャジン」と「ウスユキソウ」




「王ヶ鼻」突端から「王ヶ頭」方面を撮りますが、ご覧の通り霧に霞んで絶景も今一




「ホタルブクロ」と「ハナチダケサシ」




「キバナノヤマオダマキ」少しピンぼけで申し訳ありませんが、雨の中で暗く三脚も無いので被写体ブレや手ぶれの写真がどうしても多くなります。



「シャジクソウ」葉の並び方が昔の大八車の車輪のような形から名前が付いたようです。




「アカテンオトギリ」?美ヶ原と鉢伏山の特産種?。長野県絶滅危惧、準絶滅危惧?マークを付けたのは、この花の名前を特定するのに可成り時間が掛かりましたが、そして開花前と云う事も有り自信が持てません!



「コウリンカ」この花も結構目立ちます。




「ノアザミ」




「オオヤマフスマ」




「朝の自然散策教室(朝飯前の散歩)」終わり「山本小屋」へ戻り、朝食を食べます。その後再度小屋から牧場の道を徒歩で「王ヶ鼻」向かいます。その時に撮った牧場内の道から、遠くに「美しの塔」が見えます。この写真を撮った左手が丁度「山本小屋」で前出のポニーが居た所です。



更に進むと「王ヶ頭」のアンテナ群が見えます。




「美しの塔」まで来ました。昔この辺りは遭難の名所だったそうで、今の様に整備された登山道は無く柵も無いのでガスッた時ホワイトアウトのように成る、現在「塔」の下は避難小屋にも成って居ます。昭和29年初代に「塔」が建てられました。今は二代目



「ノコギリソウ」この花は牧場の柵に沿って沢山咲いていました。




タイトルに使用した写真ですが、ここまで50分ほど歩きました。王ヶ頭ホテル付近に成ると登りの傾斜が少しキツくなりますが普通の山登りと比べればどうと云う事も有りません。



「王ヶ頭」から「王ヶ鼻」へ向け車道を避け登山道を下ります。そこに咲いていた「イワシャジン」



「ミヤマオトコヨモギ」未だ蕾の内で此も名前を特定するのに時間が掛かりました。



写真は「王ヶ頭」から「王ヶ鼻」へ下る登山道。赤い屋根の小屋の前を通り更に行きますがガスが掛かって「王ヶ鼻」が見えないのが残念です。この写真の両側はお花畑のように成って居ます。



「マルバダケブキ」の開花前と云った所です。




漸く「王ヶ鼻」の突端へ到着。石仏群!この時ガスって雨も落ちてきて何も見えず!
「朝の自然散策教室(朝飯前の散歩)」で行った時と殆ど変わらず。残念!



「王ヶ鼻」の突端に設置された解説版




「王ヶ鼻」の突端から戻ります。北側の写真ですが時折ガスが上がります。中央右手にビジターセンターが少し見えます。



「王ヶ頭ホテル」前の写真。フェンスで囲って有る所だけ「ニッコウキスゲ」が残っています。十数年前まではこの当たり一帯、この時期黄色くなるほど「ニッコウキスゲ」が沢山咲いていたそうですが、今は「鹿」に食べられ牧場などには全く見られ無くなりました。



戻る途中牧場の柵にキノコが生えているのを見付けました。写真の様に「ニッコウキスゲ」が全く見当たらないのが残念です。「鹿」の食害は何処でも酷いものです。



牧場の柵の近くで草を食んでいた牛。「山本小屋」の牧場にはポニーが居ましたが、相変わらず草の上にグダーと座り込んでいました。
此の後チェックアウトした「山本小屋」に戻り駐車場に置きっ放しの車に戻ります。山本小屋の方の親切に感謝です。
「王ヶ鼻」迄往復3時間ほどのハイキングでした。次に霧ヶ峰高原方面「八島ヶ原湿原」へ向かいます。

今回もここで「美ヶ原シリーズ」は終わり、次回は霧ヶ峰「八島ヶ原湿原」の植物を中心にBlog記事にします。標高1,500m付近まで雲に覆われて景色の写真が少なくなりますが、それでも写真の枚数が多く地域も違う事から分割しました。
次回もご愛読下さるよう宜しくお願い致します。


美ヶ原高原を歩く

2017年07月29日 | ハイキング・山登り
タイトルは翌日早朝「美ヶ原高原ホテル」(山本小屋)の早朝「王ヶ頭・王ヶ鼻」散策ツアー「朝の自然散策教室(朝飯前の散歩)」6時15分発のマイクロバスに乗り「王ヶ鼻」からの景色。

【「美ヶ原高原ホテル」は通称「山本小屋」と言っていますが、オーナーの話によると山本小屋と言うのは「地名」だそうで美ヶ原高原全体を山本小屋と言うそうです。
その為「美ヶ原高原ホテル」(山本小屋)の400m程隣に山本小屋「ふるさと館」と言うホテルが有りますが「美ヶ原高原ホテル」とは全く関連が無いそうです。
元々「美ヶ原高原ホテル」だけが有り「ふるさと館」はず~と後から出来た施設で「美ヶ原高原ホテル」だけが「山小屋」として存在していたそうで。
その為ホテルと名は付いていますが内容は「山小屋」に毛が生えた感じでした。ホームページにも山小屋と云う事を認識して下さい旨の事が書いてあります】



朝8時に世田谷区の自宅を出発した。中央高速道「岡谷インター」で降りて一路ビーナスラインを目指して走る。ビーナスラインから「扉峠」を経由して「よもぎこば林道」に入り「三城牧場」を目指した。予定では「三城牧場」に車を駐車してから登り「茶臼山」(標高2.006m)に登り美ヶ原「山本小屋」に一泊のつもりだったが、美ヶ原は濃い霧に覆われ雨の模様。写真は「扉峠」分岐点。



写真は「三城牧場」駐車場から。
正面が登山口ですが雨も降り、上部(美ヶ原高原)は厚い雲に覆われ、このまま雨具を着けて登るのはカミさんと息子同伴の為可成り厳しいと判断。やむなく「山本小屋」へ直行する事にした。(2017-07-30加筆)



三城牧場に有った看板を拡大して、黄色線と赤線でルートを書き入れしました。
黄色線は当初予定していた登山コース。
赤線は実際に歩いたコース、この赤線はマイクロバスでの移動と徒歩の移動で殆ど同じです。



ビーナスラインから少し脇道へそれると前出の山本小屋「ふるさと館」の駐車場に着く
そこから取りあえず「牛伏山」(1,990m)へ登る事にした、片道15分ほどですが横殴りの風と雨の中を歩きます。



登山道脇に咲いていた「ハクサンフウロ」この当たり一帯に沢山群生していました。




登山道は緩やかで階段が整備され、車で来て駐車場から一般観光客が歩きやすくなっています。



葉の形状から「ヤマブキショウマ」では無いかと思います。
ショウマ類は「升麻」と書くようですが似たような花でも「ユキノシタ科」「キンポウゲ科」「バラ科」等、キレンゲショウマなどは「アジサイ科」です。



「ヤマハハコ」




「コオニユリ」




「ハクサンフウロ」の群落




「ヘビイチゴ」




山頂が近づくにつれ、益々雨風が強く成ってきます。




「ノアザミ」。風に揺れて撮るのが大変!




山頂到着。強い風に煽られてビニール傘がいっぺんに壊れた!




山頂標識




風に煽られる息子です。




山頂は割と広くこんな看板が掲げてありました。




この日は時間的に少し早いのですが此で本日の日程を終了します。
チェックインには少し早いのですが「美ヶ原高原ホテル」(山本小屋)へ行くと快く部屋へ通してくれました。少し休み温泉へ入りサッパリします。ここの温泉は源泉温度24度の沸かし湯ですが、洗い場の水の出が悪いのには閉口しました。しかし温泉付の山小屋と思えば言う事無し・・・・とも言えます。写真は館内の食堂入り口。
この後、食事の後にオーナー氏によるスライド映写会が有り美ヶ原高原と山本小屋などの歴史、動植物の話などを聞きます。(2017-07-30加筆)

翌日早朝に「王ヶ頭・王ヶ鼻」へマイクロバスでオーナーに連れて行ってもらいます。
そしてその日再度、今度は徒歩で「王ヶ頭・王ヶ鼻」を往復し、午後には霧ヶ峰方面の「八島ヶ原湿原」へ行きます。その様子は次回のBlog記事に持ち越します。

 美ヶ原高原を歩く その2

日光白根山(奥白根山)ハイキング

2017年07月18日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は「白根山」森林限界を超えた辺りから山頂方面を撮った所、丁度ガスに覆われて居たのですが一瞬ガスが取れた所を撮りました。この後この場所から撤退し戻ります。
今回の山行は何時ものSNSイベントに参加です。今回は総勢12名と言う大人数で行きました。此れだけの人数が集まると中々小回りも効かず、時間のロスも生じるし何よりハプニング、アクシデントが重なり結果的に山頂手前で撤退と言う事になりました。



今回歩いた地図です。ロープウェー山頂駅から歩き始め、往復3時間ほど歩いた感じです。青い文字と矢印で示しました。この辺りの森林限界線は標高2,400m付近と思われますが丁度これから景色の良い所で登頂断念という事に成りました、もっとも山頂(標高2,578m)へ行ってもガスって時折雨が吹き付けるような天候では景色を見る事は難しかったと思います。
このコースは数年前にキャンプと登山で行っています。





写真は「丸沼高原」日光白根ロープウェー山塊駅付近(標高1,400m)から撮ったもの、これからロープウェーに乗り山頂駅(標高2,000m)まで一気に上る。




連休の中日(日曜日)なので混雑していると思いましたが、意外と空いていました。もっとも時間的に登山客が集中する時間を過ぎていますし天候も今一。



11時43分山頂駅到着。白根山山頂付近のガスの動きは激しく、すかさずカメラを向けました。



山頂駅のロックガーデンで自己紹介などを終えて、歩き始めます。二荒山神社の鳥居をくぐると神社の拝殿が見えます。その右手に動物よけのフェンスの扉を開けて登山道へ出ます。



扉付近で写真などを撮るメンバー。この扉の所で道は二手に別れどちらからでも白根山山頂へ行けます。



山頂までは「七色平」経由で白根山頂へ行きます。




二荒山神社から平坦に近い所を歩きます。時折登る所も出てきますが、「七色平」からは本格的な山道となり急登が続くようになります。



原生林の中に付けられた登山道の途中に「大日如来」の祠が設置してありました。




登山道脇に咲いていた「エゾヘビイチゴ」




この標識を超えると白根山頂への一本道となります。




道は次第に険しくなります。




「コイワカガミ」




森林限界点付近から出現する「ハクサンシャクナゲ」




タイトルと同じ写真ですが、私が先頭を歩いていますが12名の人数がまとまって歩く事は難しく、狭い登山道ではバラケて歩く方が迷惑がかからずスムースに歩ける、しかし団体行動なので全体の状況把握も大事、最後尾のリーダーが急いで登って来て、足の調子が悪い人が出たのでこの辺で撤退との相談でした。
時間的にも限界が来ていたので即決断する事にロープウェーの最終便が16時30分、初心者のイベントなので無理は禁物。



引き返すと成れば多少時間的に余裕が出来、くだりは花の写真を撮りながら下りる。写真は白い「ハクサンシャクナゲ」



写真は「ツガザクラ」と思います。すでに花弁が落ちかけていました。




「マイズルソウ」




たまたま雲の切れ間から山々が顔を出しました。




「ゴゼンタチバナ」




「カニコウモリ」の開花前




山頂駅に戻り「ロックガーデン」の東屋で遅い昼食にします。




昼食後「ロックガーデン」の花を撮る事にします。写真はヒヨドリ花





赤い「コマクサ」と群生している所




白い「コマクサ」




「シラネアオイ」の種が出来ていた。




「クルマユリ」




「コバイケイソウ」の開花前




「ヤマオダマキ」




「ハクサンフウロ」




「アヤメ」




写真は山頂駅にある足湯「天空の湯」から西方向を撮った物で「武尊山」山塊




白根山をバックに全員の記念写真




帰りのロープウェーから「山塊駅」方向、写真中央右上は「大尻沼」その右手には「大沼」が在りますが写っていません。



この写真は主催者のD氏の写真をお借りしました。

そして最後に群馬県「片品村」方面へ行き温泉「花咲の湯」へ入ります。
その後帰り道にとんかつ専門店で夕食などを採り、此処で解散となりました、私は来た時とは別な車に乗り換え近所まで送って頂き大変助かりましたが、それでも10時半過ぎになり、その他の方達も送るので、運転手のF氏は大変だったろうと思います。

行く時の運転A氏、帰りのF氏ありがとうございました。
それとイベントを主催されたD氏ありがとうございました。
それからお付き合い頂きましたメンバーの皆様有難うございました。




箱根旧街道を歩く「元箱根から湯元迄」

2017年07月11日 | 街歩き
タイトル写真はバス停元箱根港から旧街道を30分程歩いた所、二つの「二子山」の裾野の縁を緩やかな登りが続く、石畳は湿って所々苔むしていて滑らないように気をつけて歩く。
今回のハイキングは何時もの某SNSのイベント開催に参加し、本格的に箱根旧街道を歩く、男女合わせて5人のパーティーで歩きます。
この日は外気温33度を越す猛暑で天気は良いが暑さで体力的にはきつい感じでした。




写真はバスの終点元箱根港。箱根登山鉄道「箱根湯元」駅9時30分集合、全員揃った所で、駅バス停から元箱根港行きのバスに乗る。芦ノ湖湖畔の「元箱根」から旧街道を歩く場合、始めは登りだが、全般的に下り道となるので楽な道程になる。この終点のバス停から国道1号線を小田原方面へ向けて歩き出す。




5分程歩くと江戸時代の関所を復元した関所を見ながら温泉卵などを食べる、関所跡見学は入場料が掛かるのでスルーする。昔は箱根関所跡は此処とは別の場所に建てられていた。




国道1号線をさらに進む、アスファルトの照り返しが暑い!





やがて7~8分歩くと旧街道杉並木の入り口が見えてきた。ここを右手に入る、杉並木の中はひんやりと涼しい。樹齢何百年かの杉並木が続く。




直径2m程もありそうな杉の並木道で江戸時代に旅人を日差しから守るために植えられたといわれる杉並木だ、この大木の道を数百mほど歩く。




杉並木の間にはガクアジサイなどが咲いていた。この時期他の花木はあまり目立たない。




芦ノ湖畔越しに富士山がかろうじて見えました、夏型の気圧配置なので水蒸気の多い天気で蒸し暑くガスって富士も霞んでいます。




足元には「タマアジサイ」の蕾が開くのを待つように咲いていました。





旧道は一旦国道1号線に出ます。この先は時折旧東海道により旧街道が分断されています。写真は湖畔沿いの道ですが、これから山間部に入って行きます。




元箱根の商店街中心部手前から旧東海道(県道732号線)へ通じる道に入ると、山間部への旧街道入り口が見えてきます。この辺りは国道1号線と旧東海道、町の生活道など道が複雑な感じですが、注意すれば案内表示が在るので大丈夫と思います。




箱根旧街道入り口にあった案内板。
ここから「須雲川」(すくもがわ)近くまでは緩やかな登りが続きます。




程なく街中の道をまたぐ階段が出てきます。階段を向こう側へ降りるといよいよ石畳の登り道になります。




写真のような苔むした石畳の道を緩やかに上って行きます。判りやすい所に石の道標が設置されています。




写真は「権現坂」看板には、小田原から登って来る旅人が難所を通過して初めて一休みするのがこの場所。と言うようなことが書いてあります。




更に5分ほど登ります。近くの「お玉ガ池」へ行く道と交差します。
東京千代田区の「お玉ガ池」と此処の「お玉ガ池」は直接関連はない模様ですが、ただ「お玉」と言う娘の名前が共通で江戸の「お玉」は池に身を投げ、箱根の「お玉」は関所破りで処刑されたとか。




道は「二子山」の裾野を回り込むように次第に下ります。道も石畳が切れて普通の山道の様な所が出てきます。




上の写真から10分程歩くと植林帯が出てきて枝打の最中か立ち入り禁止のロープが張ってありました。




旧道はやがて旧東海道を横切ります。この辺りから旧東海道によって道が所々分断されます。




旧東海道を歩くとアスファルトの照り返しで非常に暑いのですが、旧街道へ入るととても涼しく、時折吹く風が汗を飛ばしてくれる。




「ガクウツギ」もしくは「ノリウツギ」花弁が3つと4つのものが入り混じっているので素人には判別が難しい。




12時でちょうど「甘酒茶屋」に到着、此処は丁度旧東海道と旧街道が接する所で、旧東海道を車で来た人達が沢山いました。ここで昼食にします。写真は参加メンバー記念写真。他のメンバーは此処で甘酒を飲みましたが、私はどうも・・・・




「甘酒茶屋」から5分ほど歩くと再度旧東海道へ出ます。写真は振り向いて撮った所ですが、この先旧東海道の自動車道を歩く事が多くなります。




旧東海道なので車の通行はそれほど多くないのですが日差しと照り返しが暑い!





歩道が切れている所は山側に階段が付けられたりしています。ここを降りたら道を横断して再度旧道に入ります。




写真は旧東海道から旧道に入ると「猿滑り坂」と名の付いた場所を下ります。小田原から登るとここら辺がかなりの難所続きと成るようです。この付近から旧東海道は通称七曲と言われる九十九折の道になり、そこを旧街道は串刺しのような形で道がついています。自動車道が無い時代はかなりの難所なのが想像できます。(2017年7月12日加筆修正)




畑宿へ向けて階段と急坂で標高を急激に下げてゆきます。湯元から逆コースを来る人も結構多い感じでしたが、私達は下るので比較的楽です。




急で長い階段





しばらく旧東海道を歩きます。





途中に在った「もみじイチゴの木」





「もみじイチゴの木」の実を取るメンバー。食べてみたが苦味が多少あるものの非常に甘い。




やがて道は再度旧街道へ入ります。





この辺りはすでに「須雲川」に沿って街道があり「畑宿」も近い。





10分程歩くと「畑宿」に着いた。ここで畑宿寄木会館へ立ち寄り見学します。




集落を貫く旧東海道を100mほど歩くと旧道への入り口が見えてきました。




道は「須雲川」に向けて下ります。





「須雲川」に流れ落ちる支流を渡ります。





再度旧東海道へ出て、須雲川自然遊歩道(一部旧街道)を歩きます。





一部旧街道には江戸時代そのまんまの石畳が部分的に残り、所々に出てきます。




やがて須雲川本流を渡り右岸の道を下ります。写真の右手は発電所のダムになっていて放流時などは上流につり橋がありそこを渉る様になっています。




須雲川に沿って付けられた道は緩やかに下り、やがて旧東海道に出れば、そこは奥湯元の温泉街。もう少しがんばる。ゴールは近い!




写真中央やや右上の「天山湯治郷」(一休)へ行き温泉へ入ります。元箱根から約10kmの道程を歩きました。小田原方面から上る場合はかなり大変なことが判りました。(2017年7月12日加筆修正)

しかしこの辺りの日帰り温泉も料金が高い!1300円も取られた、設備も値段の割りに良くない、シャンプーも無くシャワーも無い洗い場が多い。しかし泉質はよく久しぶりに熱い温泉へ入る事が出来た。ここで湯上りにメンバーのK氏が保冷剤に入れて一日持ち歩いていたビールを頂いた。何とも旨かった!Kさんありがとう!




温泉に入った後、ここから路線バスに乗り出発した「箱根湯本」へ出ます。その後箱根登山鉄道へ乗り「小田原」行きます。用事で早めに帰るM女史を除いて、ここで反省会!写真はビールセットを注文。何時もながらビールが旨い!

参加の皆様ありがとうございました。お疲れ様でした!