J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

木を見に行く(高尾多摩森林科学園)にて

2017年08月27日 | 公園散歩
タイトル写真は「多摩森林科学園」第一樹木園に入り直ぐに見付けた「レンゲショウマ」一株だけ見られた。
ウイークデーなので「多摩森林科学園」には人影が殆ど無いが、入園料を払いまず第一樹木園から見て回る事にした。
ゲートの入り口で自動券売機に300円入れる、チケットを切る係員の姿が見えない、ウロウロして居ると係りの方が飛んできた。
私ともう1人バスを降りてきた方と2人が入園した。私が園内に居る間7ヘクタールの園内には数人が入園して居たようです。



写真は第一樹木園入り口近くに咲いていた「かくれみの」の花と実。樹木園は第三まで有り前回来た時に第一樹木園には行かなかった為真っ先に来た。
所が暑いので半ズボンに素足と言ういでたちで来たモノだから、ヤブ蚊の洗礼に遭い数カ所瞬く間に刺された。入る前、自家製の虫除けをスプレーしたが、全く効果無し状態で
何とか第一樹木園は廻ったが、たまりかねて係りの方に虫除けスプレーが無いか聴いてみた。そしたら親切に持ってきて頂き更に全身にスプレーして頂きました。



「キツネノカミソリ」この花は3月~5月に掛けて周りの木の葉が開く前、光が林床に充分届く間に1年分以上の栄養を鱗茎に貯え8月に花茎だけを出し花をと実を付ける。
前回のBlog記事では「ヒメカンゾウ」かと思いましたが「キツネノカミソリ」の様なので訂正しました。



「アカショウマ」の種、花はチダケサシやトリアシショウマの様に白い小さな花を沢山付ける、変異が多く地域によって色や形態が異なるようです。



さて今回森林の「木」を見に来たのですが、木が大きすぎて写真に収めるには難しく結局林床に有る「キノコ類」の写真ばかりに成りました。
そんな訳で前回のBlog記事の続きのような感じに成ります。



信州キノコ研究会解説の「キノコ図鑑」で調べましたが、殆どの種類は特定できず不明です。
今回は食べられそうなキノコも有りましたが特定は出来ません、それに採取は禁止です。
この写真は大きさが判るように持参の500ccのペットボトルを比較に為に置きました。



上の写真と同じ種類と思われますが大きさが全く違い写真の物は傘の直径が5cm程でした。



未だ出始めのようです。




このキノコは「イグチ科」のキノコと思われ、食用可能と思われます。




写真の様に湿った所に固まって生えています。手前の物は「シロオニタケ」かも? 真ん中辺りは「ヌメリイグチ」かも知れません。



このキノコも食べられそうです。




写真のキノコのように一番下の部分の「つぼ」が大きく深い物は毒キノコ類が多いそうです。



このキノコは「タマゴタケ」と思います。上の写真の様に「つぼ」が有りますが、大きくなるとツボは小さくなるようです。これは食用に出来ます。



写真は「ヒマラヤスギ」写っている範囲は木の真ん中辺から上部で大木なのでカメラに収まりきれませんでした。





このキノコもイグチ科のキノコと思います。












「オニイグチモドキ」では無いかと思います




なんだか怖そうな姿ですね!此でも生えたばかりの様です。




「サルノコシカケ」手で叩いてみましたが硬くコンコンと音がしました。




春に来た時は「桜」が満開で白っぽい感じでしたが、今は濃い緑です。




「アケビ」が可成り大きく成って居ました。

今回は桜保存林の方へは廻らず。樹木園だけにしましたので全体で4km程歩行しました。兎に角蒸し暑く、園内を上り下りする毎に汗が噴き出てくる、帰りがけに森林科学園の森の科学館で一休み! 冷房が効いていて気持ちが良かった、スプレーを貸して下さった係りの方にお礼を言って帰路に着きました。






公園の森のキノコ(都立野川公園にて)

2017年08月22日 | 公園散歩
タイトルの写真は「都立野川公園」に有る大木、楠木の様にも見えるが詳しくは不明。
この所の悪天候でスッカリ山登りのタイミングを逸していますが、東京近郊から離れた所では以外と天気が良いらしくアルプス方面などは、それ程悪天候に遭わずに済んで居る様子で、空を見て山行を決める人間には不利な状態が続いている。
この日も空を見ながら片道10km程自転車で走り「都立野川公園」迄来た。



月曜日なので野川公園「自然観察園」は休み! 仕方なく今日は野川を挟んで対岸に有る園内の木々を見て回る事にしました。
そこに有る「萱の木」「モミの木」と思われる大木です。可成り樹高の有る大木でした。(2017-08-26訂正)



右手にこんもりと木々が固まった所が有り、その下まで行ってみます。
木の高さは20mも有るでしょうか?



林床にはこの所の雨のせいか「キノコ類」が結構生えています。キノコ類の種類を特定するには知識が乏しく難しいので、今回は写真だけにします。



このキノコも高さ5cm程で上の写真とは別の種類です。




最初の写真と同じ種類らしい。






未だ此から地上に伸びて傘を開く気配です。




開ききって割れ目が入り、胞子を出しながら枯れて行く前でしょうか?




時々思い出したように数株ずつ生えている「ヤブラン」高さが30cm程




色は地味ですが何処か作り物のような感じのキノコ




恐らく上の写真のキノコが開ききるとこんな感じかな?




未だ地上に顔を出したばかり、と言う感じです。




此方は色合いがどことなく毒茸っぽい感じです。




寄り添って生えている感じが良い。高さ3cm程。




タイトル写真に使用した大木、幹の太さは直径3m近く有るでしょうか?
写真で見ると比較対象物が無いので大きさが判りませんが、可成り離れた所から28mm
ズームで狙いましたが、未熟故スケール感が少し足りません。



別な森の方へ行くと、何やら秋の気配とも・・・・・・




足下にはすでに栗の実が落果して居ました。割ってみましたが未だ実は未熟でした。



図鑑で調べましたが結局不明で「ヒメカンゾウ」の様な気もしますが判りません。「キツネノカミソリ」高い木の林床に有り、背丈は小さく20cm程の高さでした。(2017-08-26訂正)



このキノコは林床に落ちた枯れ枝に生えてきたキノコです。




このキノコもそうです。




此も上の写真のキノコと同じ種類かも知れません。




此処の森は「クヌギ」が結構多く生えていました。風で葉ごと落ちた実です。




このキノコは前出と同じ種類と思いますが固まっていたので上から撮って見ました。






最後に「ヤマユリ」「テッポウユリ」の仲間でしょうか、開き始めたばかりの感じです。(2017-08-26修正)
清楚で美しい!

この日も蒸し暑く、不安定な天候で何時、にわか雨が来るか判らず雨に降られても良いようにカッパ持参でした。時折日差しも有りますが風も殆ど無く日が出ると猛烈に暑く汗が噴き出てきます。戻りの10kmを自転車で走り我が家に戻った時には汗だくでした。


霧ヶ峰「八島ヶ原湿原」を歩く

2017年08月04日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は駐車場にあるビジターセンターから湿原を時計回りで周り45分程歩いた付近です。霧が上がったり下がったりして湿原全体を常に覆っています。樹木の間から見える風景はチョット幻想的ですが。周りの山々を見る事は出来ません。
「美ヶ原高原・王ヶ鼻」を往復してから直接「八島ヶ原湿原」へ来ました。ビジターセンターの隣のお土産屋さんで遅めの昼食にして、早速湿原の散策を始めます。



この地図はYAMAPの無料地図からトリミングしました。
「八島ヶ池」近くのパーキングから時計回りで一周します。ビジターセンターの案内ではユックリで一周90分と言う事です。



ビジターセンター隣の入り口トンネルの「鹿」除け網カーテンを通り抜けると湿原の入り口に成ります。真っ先に目に付いたのがこの「コウゾリナ」でした。



湿原に降りる階段手前にこの看板は有ります。駐車場から直ぐですので老若男女沢山の観光客が来ます。この日も小学生の団体がバスを5・6台連ねて来ていました。



「キンミズヒキ」




「ノリウツギ」この辺りにはアジサイは無く「ノリウツギ」ばかりが目に付きました。




「ミヤマクルマバナ」




「ヤナギラン」




「ニッコウキスゲ」ここも御多分に洩れず、鹿の食害が酷く広大な地域をフェンスと電気柵で囲ってあります。その中だけは「ニッコウキスゲ」が回復してきています。



「ヨツバヒヨドリ」




「アカバナシモツケ」アカバナと名が付き通常のシモツケソウより赤色が濃い。





写真の「池塘」の様に見えるのは「鬼ヶ泉水」だろうか! 案内地図によると三つの池(池塘)が有るようだ。



上の写真の右手の方にカメラを向けた所。白い花は「イブキトラノオ」




「ハクサンフウロ」




「ノハナショウブ」




「ホソバノキリンソウ」




「カワラマツバ」




「キンバイソウ」




この写真は湿原を半周近く回った所ですがフェンスの右と左の植生が違います。湿原の木道が終わり一時的にフェンスの外側にでて遊歩道にに成ります。そこから望遠レンズで撮りましたが更に判り安くする為に拡大しました。
フェンスの外側(画面左側)は私有地らしく「鹿」の食害が酷い。



「クサフジ」




やがて湿原から流れ出る「観音沢」を渡ります。




この標識で丁度半周ぐらいでしょうか!この後方に「みさやまヒュッテ」が有りました。




「カワラナデシコ」




タイトル写真と同じですが、道は再度フェンスの中に入り「木道」となり、湿原の幻想的な雰囲気が見られます。



「クガイソウ」




湿原の2/3程まで廻りました。この辺りは木が多くズミ、マユミ、ハンノキ、ミズナラなどが繁っています。林床には白い花のハナチダケサシ、カラマツソウなどが見られます。



時折霧が濃くなったりしますが雨が落ちる事は有りませんでした。白い花はカラマツソウ、エゾボウフウ等です。



「ワレモコウ」




「ヤナギラン」この花は所々で大きな群落を作っていました。




八島ヶ原湿原は標高1,630m有り湿原は12,000年前に出来たそうで、尾瀬ヶ原より古い「高層湿原」です。泥炭層は8mにも成り、今でも一年に1mm程成長しているそうです。泥炭層を構成する植物群の種類が低層湿原から高層湿原の両方見られる貴重な湿原だそうです。



「オオヒナノウスツボ」




「オオカサモチ」




やがて一周して元の場所近くに戻りましたこの池は「八島ヶ池」




駐車場へ戻りましたが、来た時には無かった大型バスが沢山駐車していました。霧も次第に下がってガスっています。



今日は此からビーナスラインを走行して蓼科へ向い「明治温泉」で宿泊します。
写真は「車山」に沿ってビーナスラインが有りますが途中の展望台へ車を止めて休憩です。その時山の斜面を撮った物で、此処でも鹿除けの電気柵の内と外の違いに驚きます。




「明治温泉」の食事のメニューです。この旅館は歴史も古く建物も古いのですが奥蓼科温泉郷として「横谷峡」の直ぐ近くに在ります。



写真は「明治温泉」の建物ですが翌日の写真です。
この日、予定では「北八ヶ岳ロープウェー」(以前はピラタスロープウェー)に乗り北八ヶ岳の「北横岳」へ登るつもりでした。
ロープウェー迄行き天候を見て判断した結果、濃いガスに包まれた「北横岳」登山は諦める事にしました。それでも未練がましく近くの「淡水水族館」を見学して上空の様子を見ていました。
しかし全く状況は変わらず、諦めざるを得ず、この日仕方なしに「尖石遺跡考古館」を見学して東京へ帰る事にしました。「尖石遺跡考古館」はすでに数回見学しています。。。。。。

此でこのシリーズを終えます。
梅雨が明けてから天候が悪化するという皮肉な状況ですが台風も気になる昨今です。

最後までお付き合い頂き有り難う御座います。

美ヶ原高原を歩く

美ヶ原高原を歩くその2