解けやすい
夏と秋との結び目に
いつもいてくださってありがとう
〜詠み人・村上きわみ〜
美しい
夕焼け
を
見た
一瞬
台風
の
予兆かしら
と
不安
が
過ぎったり
も
したけれど
光。
は
光。
と
して
美しい。
は
美しい。
と
して
完結させればいい
そう
想えた
人生
は
きっと
プラス
マイナス
ゼロ
だと
想っている
故に
甘い記憶
と
同じくらい
苦い経験
も
否めない
と
想っている
いいコトばかり
じゃ
いられない
のは
わるいコトばかり
じゃ
ない
のは
感覚
を
鈍らせない
ため
アンテナ
を
研ぎ澄ます
ため
明日
を
また
愉しみ
に
迎えられるため
に
備わった
底力
で
あり
逞しさ
だ
美しい
夕焼け
の
分だけ
優しい
夜
が
敷き詰められて
また
眩しい
朝陽
の
カーテン
を
開けられる
そんなコトすら
あたりまえ
じゃ
ない
から
キミ
が
其処
に
居てくれる
そのコト
すら
も
ひとしく
目映い
一連
の
残像
と
して