愛情というのは
たぶんこんな風に
情熱や欲望とはまったく別の場所に
そうっと
存在しているものなのだと思う
〜江國香織〜
逢いたいヒト
は
解っている
の
に
だれにも
逢いたくない
そんな日
も
ある
オンナゴコロ
も
秋の空
も
移ろいやすい。
ワケ
じゃ
ない
戸惑いがち。
な
だけ
なんだ
巡り巡る
情景
を
短い季節
を
後悔無き様
駆け抜けたい
だけ
なんだ
駆け抜ける
には
少し
重たくなった
ココロ
など
いっそのコト
脱ぎ捨てて
みては
どうだろうか?
だいすきな街
を
見渡せる場所
で
頰撫ぜる風
が
アドバイス
を
くれる
〜キミは 抜け殻じゃない。
コレは 脱皮なんだよ。〜
と
樹々
の
騒めき
が
背中
を
押す
少しだけ
軽くなった
少しだけ
解れた
ココロ
に
たたみ掛けてくれる
また
いつでも
おいで
と
〜キミは 抜け殻 なんかじゃ ない〜
と
ありがとう
そう
逢いたかった
の
は
暗い
自身
を
脱ぎ捨てた
新しい
自身
だったんだ
ね