まいにち。
私はきみのことばに笑うよ。
青い空が好きだし
白い雲に泣くこともあるよ。
いつか手をつなぐことに退屈をしても。
きみの瞳を見飽きても。
〜最果タヒ「家の詩」〜
大きな木の下
で
ボクたち
は
たしかめ
合う
何
が
大切
で
何
を
優先
させる
べき
か
を
大きな木の下
で
ボクたち
は
語り合う
稚き
自身
は
何
に
憧れて
いた
の
か
を
そして
老いていく
ボクたち
の
向かうべき
場所
は
果たして
何処
なのか
を
大きな木の下
で
ボクたち
は
見つめ合う
コトバ
は
要らない
コトバ
に
ならない
風
に
のせ
宙
を
舞う
サーマル
の
ような
モノ
さえ
あれば
ただ
其れ
を
伝え合い
感じ合えれば
いいから
大きな木の下
で
ボクたち
は
想い合う
互い
の
シアワセ
を
互い
の
すこやかさ
を
互い
の
大切
に
しているモノ
へ
の
敬意
を
大きな木の下
で
ボクたち
は
まざまざ
と
想い知る
大きな木
を
育むためには
あらゆる
要素
を
チカラ
に
変えていかねば
いけない
の
だ
と
ほんの少し
の
憂い
には
決して
屈してはいけない
の
だ
と
其れ
に
見合う
然りとした
根
を
張り巡らせて
いかねば
と
喩え
とても
時間
が
かかる
と
しても
譬え
とても
時間
を
かけた
と
しても