こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

「姥すて山」は介護保険にも波及

2008年05月29日 06時57分48秒 | Weblog
 最近の国の政治は、「国民を大切にしているのか」と思う。以前は、今よりはお年寄りを大切にした政治ではなかったのか。

 今日の新聞の投書欄に、「老人に冷たい政治になった」と79歳の方が嘆いておられます。
 後期高齢者医療制度のスタートで怒りが頂点になっていますが、政府は介護保険を「保険あって介護なし」の事態にしようとしています。
 今月13日に財務省が発表した内容は「介護度2」以下の人を給付から外すなどすれば2兆900億円削減できるというものです。
 これでは、介護が必要な人に介護が受けられません。まさに、介護保険も「姥すて山」にされかねません。

 今年の10月からは、年金から「国保税が天引きに」なります。来年10月からは「住民税も天引き」です。
 これまでの介護保険料に後期高齢者医療保険料とあわせれば、四つもの税金や負担金を年金から天引きして「残ったらあげます」といわんばかりの国のやり方です。
 ここには、制度を運営する側(政府・地方自治体)だけの都合が優先され、利用する側(国民)のことを考えたものにはなっていません。

 私は望みます。せめて、お年寄りの方は「病院代は無料」にして、「孫には小遣い銭をやれる年金」を補償された社会を。

 遅くとも来年は衆院の任期です。任期まで待たずに総選挙を追い込みたいものです。
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