こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

団結の力は人間らしく生きる証し

2008年08月01日 09時10分46秒 | Weblog
 唐松地区労主催の労働講座が「リフレ」であったので参加した。

 地区労が毎年組合員向けに開いているもので「労働組合とは何か」などで、今回は、労働組合の専従30年の経験を生かし、まじめに笑える「笑工房」を設立し脚本を手掛けている小林康二さんの話を聞くことができた。

 大阪在住の小林さんは、「笑いは人間が持っている特権」として、人は笑いによって励まされパワーを得ることができると言う。

 しかし、吉本喜劇は「いじめやはずかしめ」を笑いのネタにしています。こどもがこれを見れば「いじめ」「はずかしめ」を相手に強要しても当然とする人間に育つでしょう。
その影響が最近の事件でも明らかです。

 最後は芸人の世界の話になった、芸人は、20年勤めても1回の公演に1000円しかもれえない芸人がとても多い、組合がないので社会保障の国保や年金もない。収入がないので加入できないそうである。芸人は、デレクターに出番を増やしてもれえるよう「振り切れるように尻尾をふる」そんな世界だそうです。
 一方、プロ野球は、「選手会」としての労働組合があるのでプロ野球に入団し1年目で2軍でも年収480万円もらえて社会保険などがある。
 この違いは歴然です。

 現在の労働組合は「賃上げもできない、使用者に文句も言えない」そんな組合は高い組合費を払う必要性がない。解散したほうがましだ、という人がいるが、労働組合があることは「無権利の状態から、人間らしくいきる保証を掴むことにある」と結ばれました。

 久しぶりに「スカッと」する話を聞きました。
帰りには「元気の出る笑いを」という本を買いサインをしてもらいました。

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