こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

汚染米で一言

2008年09月10日 05時51分23秒 | Weblog
 三笠フーズの汚染米転売問題が各方面に影響を及ぼしています。

 清酒メーカーや焼酎メーカーが自主回収している映像を見ると「利益をあげるためには手段を選ばない」企業の体質に怒りを覚えます。

 自主回収しているところはまだいいとしても、お菓子メーカーにも転売されているとのことですがま企業名さえ明らかになっていません。

 農水省は、「微量だから人体には影響がない」としているそうですが、「事故米の転売疑惑」は以前もあり、今年8月にも三笠フーズを立ち入り検査をしたそうですが発見できなかったとのこと。
 食の安全を守るべき農水省の甘さがここにもあります。
 
 輸入米は、強制力はないのに「WTOで決まっている」と何が何でも輸入する政府の姿勢に問題があります。

 私は、元々ミニマムアクセス米の輸入に安全検査がされているのか疑問視していました。
  ミニマムアクセス米は、日本人の食味にはあわないので「食料」として出回ることは少なく「工業用」としての払い下げが中心だったからです。
 どうせ何年か保管して売れなければ「事故米」として払い下げるから「農薬検査は必要ない」との感覚があったのでは。
 農水省は「事故米」の払い下げ先の追跡調査は不十分だったとしています。
外国からの輸入は、船輸送なので「防カビ剤」「防虫剤」の使用は当然おこなわれています。日本で認められていない農薬を使う国もあります。
 港での検査でシッカリ検査をして、違反があれば送り返す気概が必要です。 

 農水省は、もっと日本人の食の安全のためには努力してもらいたいものです。
そして、外国に依存しない「食料自立ニッポン」に全力を尽くしてもらいたい。
 
コメント
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