「仏の顔も三度」という諺があります。
慈悲深い仏様も顔を三度なでられれば腹が立つということだそうです。
2005年総選挙では、小泉純一郎首相(当時)が「郵政民営化すればすべてよくなる」と解散・総選挙に打って出ました。その結果、自民党は297議席を獲得。
しかし、自公政権がその多数で推進した「構造改革」では、「働く貧困層」が増え、社会保障費は毎年2200億円削減され、「医療崩壊」と呼ばれる事態になりました。
2009年の総選挙では、「国民の生活が第一」を掲げた民主党が「政治を変えてほしい」という国民の願いを一心に受け、308議席の圧倒的勝利をしました。
しかし、その民主党政権は、米国の圧力に屈し、辺野古への米軍新基地を受け入れ、財界のいうがままに公約違反の消費税増税、社会保障の改悪、大飯原発再稼働の強行、TPP推進を掲げ、自民党とうり二つとなりました。
そして、2012年総選挙。
国民は、「仏の顔も三度」と思っています。
自公政権や民主党政権はなぜ国民から見放されたのかといえば、「アメリカいいなり」「財界中心」という日本政治の「二つのゆがみ」をただす意思がなかったからです。
日本共産党は、日本の歪みの大本をただし「国民が主人公」の新しい政治に切り替えようと提案しています。
みなさん。「本物の政党」を選んでいただければ大きな変化が起きています。