昨日は、市民の方から「どうなるの国民宿舎?」という問いかけが相次ぎました。
原因は、前日の新聞報道です。
全議員による会合のおりに「国民宿舎4施設については売却か廃止の方向」と観光文化スポーツ副部長が表明したことを受けて新聞が報道したものです。
唐津市には、合併の関係で、「虹ノ松原ホテル」「いろは島」「波戸岬」「呼子ロッジ」の施設を有し、すべてを指定管理者に委託して使用料を徴収しています。
しかし、老朽化で収入より市がおこなう修繕費がかさむ施設がほとんどです。
市は、今年中に売却価格を決定し、来年度に公募による売却する方針です。
新聞報道によると、「2月に市戦略会議で売却方針を決めた」報道されています。
私は、このような重要なことは3月議会中に議員と報道機関に知らせるべきではなかったのかと「情報発信のあり方に疑問」を感じます。
加えて、各地域審議会での方針の説明があったのか疑問です。
市民は、地域の思いもあって「なくなるのは寂しい」「地元の雇用や食材もあるので続けて欲しい」「補修して売却するとすとすればかなりの価格になるのでは、それならば現状で売却した方がいいのでは」などの意見が晩節聞かれました。
「市が宿泊施設を運営する時代は薄れている」とはいえ、市民にとっては唐突な報道に戸惑っています。