昨日の朝日新聞のトップで「原発所員9割勝手に撤退」「福島の事故直後、命令違反」などと福島第一原発の事故直後に東電職員が職場を放棄して第二福島原発に避難したことを報じています。
報道によると、所員の9割に当たる650人が吉田昌郎所長の待機命令に違反して10キロ離れた福島第二原発に撤退したというものです。
私は、第一原発が爆発で大量被爆する可能性がある時点では、所員を避難させるのは当然だし、東電の職員も人の子ですから身を守りたいと思うのは自然のなりゆきではないでしょうか。それを「職場放棄」「任務離脱」と一律に避難はできないのでは。
私が問題と思うのは、この事実を東電や政府が3年も隠していたことです。
これ以外にも、東電や政府に都合の悪い事実が隠されているのではないかと思われます。
原発事故の重大さから、事実をハッキリと伝え検証することが何よりも大事です。