上の写真は、4月23日の「日経」に掲載されたTOYOTAの広告を拡大したものです。
「節約は実は生活を豊かにするのだと気づけば、増税もまた楽しからずやだ」
消費税増税を「また楽しからずや」などと人ごとのように語る広告は、自分では消費税を1円も払わず輸出戻し税などで潤うトヨタならではの発想です。
「モヤシも工夫次第では立派な主菜になる。節約は生活を豊かにするのだ」と説教をしています。
この広告について日本共産党の志位和夫委員長は大阪の演説会で紹介すると会場はざわついたそうです。
日本経団連などは、社会保障削減と消費税増税を求める一方で、法人税減税などの大企業優遇策を歴代政権に求めてきました。
財界は国民に増税を押し付けておいて、「生活を見直せ」「ムダをなくせ」と国民にいう広告は、財界の身勝手さをよくあらわしていましね。