昨日は、「やま・かわ・うみ・そら」フエティバルin佐賀ということで、お昼前から佐賀市へ向かいました。
1970年代に深刻な公害問題が発生しました。イタイイタイ病、新潟水俣病、四日市ぜんそく、熊本水俣病が発生し、その被害者は次々に裁判に立ち上がりました。
これらの裁判で大きな青果を勝ち取りました。しかし、国や財界は巻き返しを始め、これらの成果を後退させようとしたことに、全国の公害被害者が力をあわせ1978年から毎年6月に「環境週間」(現在は月間)に開始したのが、全国公害被害者総行動です。
公害は、現在の政治のもとで受けている被害、受ける可能性がある被害ととらえ、玄海原発や有明海の再生問題、TPP、佐賀空港へのオスプレイ配備問題など佐賀県と関わりの深い問題をテーマに交流しました。
パネルデッスカッションでは、テーマ毎に専門家が深く掘り下げた話は圧巻でした。
公害問題は、人権(憲法)を守ること。
国と企業は、儲けを続けようと原因を隠します。
被害者に線引きをおこない差別と分断を持ち込み、金の力で被害者を黙らせようとします。
安倍首相は、国民の基本的人権をないがしろにするために「憲法を変えよう」としています。
最大の人権侵害であり公害である戦争への道へ進もうとしていることに、私たちは、この道を許してはならないと感じました。