昨日、坂井俊之市長の「政治とカネ」の問題で、第5回の審査会が開かれました。
次の審査会では、市長、市長後援会長、出納責任者と補佐人の出席を求め、最終的な事実関係を確認する事を決めました。
審査会では、報告書の「会長試案」が示され、市民団体が請求した6項目のいずれも「政治倫理基準に違反する」と、市長に厳しい内容となっています。
配布された資料によると、各委員がコメントした中で、市長を擁護する意見は一切なく、会費の振込先を個人と企業は別々に示していたことについて「ポケットの使い分けを知っていたと言えるのでは」「公職に立候補する立場であれば・・・当然熟知したうえで立候補すべきで、知らなかったでは済まされない」「「市長とは、市のリーダーでありその資質に高潔さや倫理観をもった毅然とした尊敬である姿を、多くの良識ある市民は求めているのでは」「コンプライアンスの観点から求められているのは、法の不備をつき『法令に違反しない限りギリギリの行為をしてもいい』ということを戒めているのは当然」など、市長への厳しい意見が9ページにも及んでいます。
次回の開催は未定ですが、坂井市長以外の参考人の方は「非公開」でおこなわれることも決まりました。
次回は、是非傍聴においで下さい。
委員のみなさんがどんな質問をされ、坂井市長がどんな発言をされるのか、それとも「出席拒否」をされるのか、注目されるところです。
写真は、審査会が終わって、マスコミの質問に答える村上委員長。あとの二つは、午前中、北波多市民センターをおじゃました玄関ロビーです。