
今朝の佐賀新聞に、福島第一原発事故の処理費用に最大で70兆円も係るとの試算があることを報じています。
試算したのは、日本経済研究センターです。
経産省が昨年12月に当初11兆円を2倍の22兆円と発表したばかりです。
国と電力会社は、この費用の捻出に利用者と国民に負担をかけていますが、それがもっと増えることが予想されます。
私な納得できないのは原発に頼らない再生可能エネルギーで発電している新電力にも負担を負わせている事です。
福島の復旧には30~40年かかるという事態を受けても、「利益のためには再稼働」と電力会社の意向のまま、政府や自治体は従順に従っていることは残念です。
別件ですが、わが党の機関紙「しんぶん赤旗」が1日付紙面から元号表記を復活させたことがニュースになっています。
共産党は昨年の通常国会から、天皇陛下が出席する開会式に出席し、陛下の退位に関する法整備の議論にも参加し特例法についても容認しています。
それを、赤旗購読者や保守層への支持拡大のためと勘ぐる報道はどうでしょうか。
共産党は、元号の慣習的な使用には反対していないのですから。
