こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

熟慮と言えるのか

2017年04月25日 05時44分32秒 | Weblog


 昨日山口知事は、玄海原発3,4号機の再稼働に同意を表明しました。
どんな基準で判断したのでしょうか。
佐賀新聞の世論調査でも半数以上が再稼働に「反対」です。
県民説明会でも発言の全てが「反対」でした。
県民の意見を広く聞く会での意見も「慎重及び反対」が多数でした。
玄海原発から半径30キロ圏内の8市町のうち4市長が明確に「反対」を表明しています。
県内では、伊万里市長だけでなく嬉野市長と神埼市長も反対を表明しています。
積極的賛成は玄海町長だけです。ほかの首長は態度を表明しないか条件付き賛成です。

 私は、国や九電に「玄海原発の放射性物質が漏れることで住民の健康被害をどれくらい想定しているのか」と聞きましたが「想定していない」との返事でした。
これでは「原発は事故は起きないという安全神話」にほかなりません。

 重大事故の作業拠点施設は5年先です。避難計画もこれからです。
それまでに「事故は起きない」ということなのでしょうか。
このような問題に答えないままの山口知事の態度は「熟慮に熟慮を重ねた結果」とはとても思えません。

 昨日は、居ても立ってもおれず佐賀市での抗議行動に参加してマイクをにぎりました。
写真は、今朝の佐賀新聞です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング

blogram投票ボタン