こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

「慎重な判断を求める」

2017年04月07日 06時01分59秒 | Weblog


  朝8時半から各派会派の打ち合わせ、9時半に伊藤一之議員の車で雨の中を佐賀県庁へ車を走らせ、とんぼ返りで午後からの玄海原子力発電所対策特別委員会にやっと間に合いました。
 特別委員会では、多くの傍聴者とマスコミが見守るなかで、山口祥義知事が玄海3・4号機の再稼働判断が迫るなかで議会としての「とりまとめ」をおこないました。
 特別委員会では、峰達郎市長が玄海原発を視察して「一定の理解ができた」と発言したことに、「専門家ではない市長が、どこをもって一定の理解したと言えるのですか」と質問が出ました。
峰市長は、「安全の整備状況を確認した」と繰り返すばかりで明確な答えはありませんでした。
 私は、避難計画について質問しました。
 議員の質問に総務部長は「地域ごとの計画や訓練はされていない」「避難場所の周知徹底が必要」「計画のなかで強化していきたい」と答弁したことを受けて、峰市長に「こんな現状で、避難計画に合理性があると言えるのですか」と質問しました。峰市長は、答弁に窮して的外れの答弁に終始しました。
 総務部長は、避難受け入れ市町との協議がはじまってもいないことも明らかにしました。玄海原発を再稼働させれば、福島のような事故な何時起きるか判りません。そのための避難計画さえ出来ていない状況のもとで玄海原発の再稼働はもってのほかです。

 とりまとめの文章は、「申入書」として峰市長に議長を通じ手渡されました。
峰市長は、山口知事に唐津市の「意向」として伝えられることになっています。
 その内容は、「安全に完璧や終わりはない」として行政や九電に対して、避難手段の確保や受け入れ市町との連携、原発の管理体制の充実、核のごみ対策の確実は実施を求めて、「慎重な判断を」と結んでいます。
 私は、これまでの審議や調査の結果を踏まえて「容認しがたい」「拙速な判断はしないように」と主張しましたが受け入れて貰えませんでした。

 議会が終わって、外を見ると桜が満開になっていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3県の超党派議員が知事に申し入れ

2017年04月07日 05時48分49秒 | Weblog


 脱原発を訴える佐賀、長崎、福岡3県の地方議員有志59名が超党派で6日朝、山口祥義知事の玄海原発再稼働判断について「拙速な判断をしないよう」求めて申し入れをしました。
一行は、宮原弘行産業労働部長に要請文を手渡しました。

 要請文では、原発事故は行政区分に関係なく被爆が及ぶ山口知事は佐賀県だけでなく福岡や長崎県民の命や暮らしにも大きな責任を負う」として拙速に判断しないよう申し入れたものです。
 59人の議員のうち21人の議員出席し、各県の議員から発言があり、私は「避難計画が不十分」と避難受け入れ先との協議が整っていないなかで再稼働の判断は住民の安全安心を守る行政のトップである山口知事はすべきではないと発言しました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング

blogram投票ボタン