峰達郎市長は、3月1日に開会する3月議会に「市長等の政治倫理条例」改正案を提出することにしています。
条例によると「市民の信頼を回復するため、必要な措置を講ずる」となっていますが、辞職や減給などの具体的な罰則規定は盛り込まれていません。
新聞報道によると、総務部長は「必要な措置」について、辞職や給与の減額、説明会の開催など。法令違反の前では、措置を明文化するのは難しい」と説明したそうです。
条文が無かったときに、坂井前市長が政治倫理に問われた時でも「道義的責任」として2ヶ月、給与半額とし、任期まで勤めあげました。
だから、市民団体からは「辞職勧告を含む罰則規定を設けるよう」要望書が出されていたものです。
政治家として「政治倫理とは何か」をもう一度、原点にかえって考える必要があります。
「一歩前進」でお茶を濁すのは、市民から負託を受けた市長の政治姿勢が問われます。
写真は、オーテビルの一階の「雛飾り」と市役所の植木がバッサリ切られた風景です。