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京都府舞鶴市で4日に開催された大相撲巡業で、挨拶に立った市長さんが土俵で倒れるというトラブルがありました。
その際、救命のために土俵に上がった女性に対し、「女性の方は土俵から下りてください」という場内アナウンスが流れたました。
人命救助よりも、「土俵は女人禁制」という伝統を優先するような相撲協会の対応が話題になっています。
「相撲土俵は神聖なもの」との考えは理解できます。
相撲だけでなく、野球や弓道でも勝負の場所(試合会場)は神聖なもの出なければならないと考えますが、人命救助という緊急事態に、女性を理由に人命救助を辞めるよう促すアナウンスは時代錯誤も甚だしいと考えます。
そもそも、「女性は汚れている」との思想が間違っています。
一方で、女性の相撲大会も開かれています。
女性の神主さんもおられます。なにをもって女性を差別するのかわかりません。
これを機会に、男女差別、男女格差、障害者を含むあらゆる差別について是正されるように願いたいものです。
そもそも女性がいなければ、人類は存在しなかったのですから。
昨日は、久しぶりの雨が降りました。
これまで咲いていた桜もすっかり「葉桜」となりましたが、これからは「八重桜」が楽しめます。
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