セクハラ疑惑が報じられた財務省の福田淳一事務次官が今日の閣議で辞任が了承され見通しだという。
財務省によると、福田氏の退職金は約5300万円になという。
受け取る退職金の多さにもビックリしますが、麻生財務大臣や安倍首相がみすみす辞任を認めるというのにも驚きです。
退職後、「懲戒免職相当」でなければ、さかのぼって返納する義務はないといいます。
これだけ、セクハラ疑惑が高まる渦中の官僚の辞任を認めれば、安倍内閣は「女性総活躍社会をめざす」といっていたことが無にななってしまいます。
野党の国会議員は23日午後、財務省を訪れ、セクハラを認めて謝罪し、福田氏を処分するよう求めていますが、担当者は「内容について大臣に伝える」答えただけです。
謝罪も処分もなく退職金を満額受け取ることになれば、安倍政権がセクハラを放置、容認し、「行政への信頼の失墜」させたことになります。
写真は、我が家に咲いたボタンの花です。