目を疑うような記事を昨日読みました。
脇山玄海町町長は、「町の税収としては使用済み核燃料が長期間保存されることはありがたい」という趣旨の発言です。
青森県六ヶ所村の再処理工場の稼働に見通しがたたないために、このままだと行き場がなく5～7年で原発を動かせなくなります。
九電はそのために、現在の貯蔵用のプールに使用済み燃料を押し込めて貯蔵する「リラッキング」で延長しようとしています。
それでも、再処理工場が動かないことを想定し、「乾式貯蔵施設」を準備しようというものです。
再処理工場が永久に動かないことを想定しての脇山町長の発言となったのではと思われます。
九電は、この件で「事前了解」を県に提出したと云います。
唐津市はここでも「かやの外」でいいのでしょうか。
県と玄海町の一存で「乾式貯蔵施設」が永久貯蔵基地になりかねません。
写真は、議会配布中に見た風景です。立派なお庭ですね。
