昨日の国会代表質問で、志位和夫日本共産党委員長の質問に安倍首相は事実上認める答弁する出来事が起きました。
それは、「この31年間で消費税収は397兆円です。一方、法人税収は298兆円減り、所得税収等も275兆円減りました。大企業・富裕層減税に加え、消費増税がもたらした経済低迷の結果だ」と迫ったものです。
安倍首相「所得税や法人税税収の減少の背景は、制度改正要因に加え、経済情勢の要因もある」と答弁し、志位委員長の質問を認めたものです。
内閣府が発表した景気動向指数は、3カ月ぶりに下方修正され、「悪化」となりました。
日銀短観の大企業製造業も、「3期連続の景気判断悪化」を発表しています。
経済指標が「景気悪化」を示すもとで、消費税10%強行が愚かな失政であることは政府統計でも明らかです。
立憲民主党の枝野代表は、代表質問で「大企業・富裕層への優遇税制の是正」を主張しました。
野党が一丸となる可能性が出てきました。「5%への減税」を政府に求めて欲しいものです。
財源は、「大企業・富裕層への優遇税制の是正」「米国からの武器の爆買いと思いやり予算の中止」です。
国民の世論と野党の共同で是非実現させたいものです。
今日は、玄海原発対策に係る特別委員会が開かれます。
写真は、休耕田のキュウリとひまわりです。