こんにちは浦田関夫です

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「即位の礼」儀式は憲法に抵触

2019年10月23日 05時27分57秒 | Weblog


  昨日から、今朝の新聞テレビでは、「即位の礼」関係を目いっぱい報じています。
私は、日本国憲法の国民主権原理、政教分離の原則に抵触する問題点として、二つ挙げたいと思います。

 一つは、「即位礼正殿の儀」です。
 「神話」にもとづいてつくられた、神によって天皇の地位が与えられたことを示す「高御座」(たかみくら)という玉座から、国民を見下ろすようにして「おことば」をのべ、「国民の代表」である内閣総理大臣が天皇を仰ぎ見るようにして寿詞(よごと=臣下が天皇に奏上する祝賀の言葉)をのべ、万歳三唱するという儀式の形態自体が、「主権者はだれか」というの疑念を持ちます。

もう一つは、「恩赦について」であります。
 政府は「即位」にあわせておよそ55万人を対象に、資格の制限を取り除く「復権」などの恩赦(裁判によらず行政権で刑の言い渡しの取り消しなどをする)を行いました。
 私は、恩赦を「即位の礼」と結び付けて行うことは、天皇は「国政に関する権能を有しない」とした憲法第4条とのかかわりで大きな問題があると考えます。

 日本国憲法が定める「国民主権・政教分離原則」の原則に則って「即位の礼」の儀式は行われるべきと考えます。



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