こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

フジテレビ「とくだね!」

2011年06月22日 05時29分48秒 | Weblog


 昨日朝のフジテレビ「とくだね!」で数秒間私のコメントが放送されました。



 一昨日、議会終了後に控え室で1時間ほど取材されました。
 番組の内容は、レポーターの平野早苗さんが、玄海原発周辺部の住民の声を聞くもので「玄海町は沈黙の町」と藤浦晧玄海町議が紹介していました。

 



 玄海2~3号機の再稼働問題で、26日に国が県民向けに「説明会」を開くとしています。
そのやり方が姑息です。
国が県民なかから4~5人を選任し、保安院職員が説明し、その人が質問する様子をケーブルテレビやインターネットで生中継するというものです。
視聴者は質問があれば、FAXやメールでうけつけるというものです。

 国の担当者は「準備期間の問題もあり、広い会場で大人数はやることは検討していない。CATVやインターネットで見てもらえる」と説明しているといいます。

 こんなやり方をよくも思いつくもですね、こんな発想を「上から目線」というのではないでしょうか。
これは、「県民排除の説明会」にしか見えません。
古川知事は、「国にキチンと説明責任を果たすべき」としながらも、このやり方に黙りです。

 県民説明会というのは、「県民の誰でもが参加でき、質問が保証」されるてこそ説明会というものです。(しかも複数箇所)
こんなやり方を「再稼働のアリバイづくり」といわずに何というのでしょうか。

 国は、そんなに自信がないのであればやはり「原発は危険」ということを認めたことになります。

 
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宮崎からの贈り物

2011年06月22日 05時24分56秒 | Weblog


 昨日の朝、一人の青年(29歳)がミニトマトを持って訪ねてきました。
その青年は、数年前に「就農したい」と私の使っていない畑を貸していた事がありました。

 その青年が宮崎の就農支援を受けて移住していたことは知っていました。
突然の訪問にびっくりしました。
当時は、ひ弱な感じがしていましたが、今ではたくましく男らししい青年に成長していました。

 22アールのハウスにミニトマトを育てているそうです。
忙しいときは近所の方をパートにお願いしていると、少しずつ自信をつかみつつある姿を感じました。
そんな青年がもっと増える事を期待したいものです。
農産物が生産価格を上回るような流通システムを作ることが、後継者支援につながると思います。

 頂いたミニトマトを仏様にあげて、彼の成功を念じました。

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安全性に疑問が深まる説明会

2011年06月21日 05時45分46秒 | Weblog


 昨日、議員全員による経済産業省保安院と九電から、玄海2~3号機再開に向けた対策の内容の説明と質問が行われました。
午後1時から6時過ぎまで時間を延長しての質問と答弁が続きました。
保安院は、「緊急対策をとれば運転に支障ない」九電は「保安院から要請された事を実施したから安全」と運転再開をもとめました。

 議員から積極的に「安全協定」「EPZ見直し」「よう素材配布」「風評被害」「1号機の老朽化」などが出されました。

 私は、1号機の老朽化問題をとりあげ、安全だという根拠になる資料を求めましたが、九電は「HPでだしている。2年後になる」として専門家が検証するような資料の提出は回答を避けました。
 さらに、労働者の被ばくを防ぐ高密度防護服が20着しか用意していないことや「免震棟建屋」がないことも質問で明らかになりました。
 もし福島級事故が起きた時は、どうやって復旧作業をするのでしょうか、福島では「免震棟」が作業の司令塔になっています。

 くわえて、保安院は九電に「安全対策」を求めているのに「短期にできるものだけでいい」1~3年かかって対策をとれば運転してもかまわないとする態度では説得力に欠けるというものです。

 説明会を終えての感想は、まだまだ、安全神話のとりこになっていて「福島と玄海は違う」「過酷事故を想定しない」そんな保安院と九電の二人三脚の説明会の様相でした。

 議会終了後、フジテレビの「とくダネ」という番組から議員控え室で取材を受けました。

 今日か明日に放送されると思います。
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原発の歴史と「カネ」

2011年06月20日 05時18分07秒 | Weblog


 最近の新聞には、各社とも原発建設にともなう「札束攻勢」を生々しく語った特集をしています。
今日の佐賀新聞も、福島原発の建設時の様子を「飲ませ食わせ、あとは金」と反対地権者や反対運動をしている人に「懐柔工作」の模様を伝えています。

 このようなことは玄海原発建設でも日常茶飯事に行われ、町長や漁協組合長が逮捕されました。
町会計課職員が使い込みで夜逃げ、逮捕。宿直室に雨戸を閉めて、日中から花札賭博をする始末です。
お金が行政も住民も感覚をマヒさせて原発建設は進められたのです。

 しかし、原発が建設されてた後も形を変えて「札束攻勢」は続いていることが共産党議員からの資料要求に玄海町と佐賀県が示した金額は以下の通りです。

玄海町の原発に関する交付金
合計額は、266億9542万円(1961年~2010年)

佐賀県の交付金合計額は、1020億2856万円
①核燃料サイクル交付金……14億4208万円(2008年~2011年)
②電源立地地域対策交付金…635億5748万円(1961年~2011年)
③県核燃料税      …370億2900万円(1979年~2011年)

玄海町と佐賀県の合計額は、1287億2398万円になります。

 そのほかに、九電は佐賀県が推進している「九州国際重粒子線ガン治療施設に40億円
佐賀早稲田中高一貫校開設に20億円
唐津大手口再開発ビル事業に5億円を寄付をしています。

 分かっているだけでも1352億円以上にのぼります。
そのほかに「接待攻勢」「就職斡旋」「仕事の紹介」など見えないところもたくさんあります。

 なぜ、札束を湯水のように使うのかといえば「危険を隠すため」にほかなりません。

 反対に「唐津に進出する企業」には多額の奨励金を唐津市は払います。同じ企業進出にこんな違いがあることも見過ごせません。

 

 

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父の日プレゼント

2011年06月19日 06時48分16秒 | Weblog
 

 昨日は、久しぶりに大きな行事が入っていなかったので、月曜日に行われる「保安院と九電の説明会」の質問項目を整理しました。

 午後から買い物に。
 大型店はどこも人で賑わっていました。
 「父の日プレゼント」スーパークルールビズにともない、半袖のワイシャツを買ってもらいました。
 自宅に帰ったら、前原の長男からビールが届いていました。

 今日は、一日佐賀市内で会議です。

 唐の川区では、夏祈祷=田植えの終わりの休息と五穀豊穣を願って神事が行われます。
 夕方から竹木場校区の「ナイターグランドゴルフ大会」どちらも欠席です。
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市民厚生委員会の現地視察

2011年06月18日 06時42分04秒 | Weblog


 市民厚生常任委員会は、3カ所視察しました。
「クリーンパークさが」は、佐賀県が関与する第三セクターの産業廃棄物最終処分場です。


 小城市からも搬入されています。
唐津市も年間5000トン。1億2000万円の焼却灰を持ち込んでいます。


 持ち込まれたゴミは、破砕され焼却されます。
破砕されたゴミの様子です。24時間体制で1300度の高温で燃焼処理されます。



 子ども図画コンクール。「海が泣いている」と訴えています。



 3カ所目は「ひだまり しいの木」(竹木場)
新設されたばかりの新しい「多機能型グループホーム」です。



 説明を聞く委員のみなさん。



 私の知り合いの方も利用されていました。





 関連施設で働く職員さんは、120人にも上るそうです。
企業内保育園を開設されていました。






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議会だけでいいのか「原発説明」

2011年06月17日 06時12分43秒 | Weblog
 

 昨日は、住民団体から出されていた請願が総務教育常任委員会で審議されました。

 出された請願の内容は「唐津市長は、佐賀県知事に対して、国が唐津市内において住民説明会を実施するとともに九電にも説明者として参加するよう求める」ものです。

 審議では「議員が住民の代表だから、そこで説明を聞けばいい」「現在、議会でも原発問題は特別委員会を開いて、県などに申し入れしている、その様子を見て判断すればいい」「請願者に唐津在住の人がいない」この3点だったようです。

 議員は、住民から選ばれた代表であります。議員もシッカリ説明を受けるけれど、住民にも説明を受ける機会をつくってあげるのも住民から選ばれた議員の役割ではないでしょうか。

 原発に賛成の人も反対の人も不安をもっている人も「もっと原発について知りたい」と思っている人は多いはずです。

 もう少し、大きな度量で原発に限らず住民の関心がある問題については、「みんなが考える」そして「議会が決める」社会的構図が必要です。議会には、大きな権限があるだけに慎重な対応が求められます。


 先日も書きましたが、来週の月曜日20日午後1時から保安院と九電から本議会場において説明会が計画されたいます。

 行政放送で生中継されます。関心のある方は是非見てください。
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20日(月)に保安院と九電から説明

2011年06月16日 06時11分31秒 | Weblog


 今日夕方はいった議会事務局からのFAXでは、20日(月)午後1時から保安院と九電から唐津市議会議場において、説明があるとの連絡がありました。
 どんな説明をするかは想像がつきます。
 
 「玄海は、福島や浜岡とは違う再稼働しても安全だ」「夏場に向けて電力不足が発生する」というでしょう。
でも、福島の教訓もそれに基づく検証もないままの「安全宣言と電力不足」をいわれても市民は納得しないでしょう。

 今日の新聞報道では、保安院は、玄海原発での過酷事故の対策を確認するために立ち入り調査をしたことを伝えています。
 映像や写真で見る限り、とても過酷事故を想定した立ち入り調査とは思えません。
福島原発では、敷地内のがれきはひどい状態でしたが、それ以上に放射能のレベルが高く近寄れなかったのです。
九電は、ショベルカーを防護マスクもしないで除去作業を実演して見せました。
事態を甘く見ている九電の姿勢には、まだまだ「フクシマと玄海は違う」という認識が伝わってきます。
せめて、遠隔操作の重機で作業をするくらいはしないと、いざというときに「放射能が高く近寄れない」事態になりかねません。



 福島第一原発の事故を受けて、復興に向けた基本的な考え方を福島県に提言する「有識者会議」は基本理念として「原子力に依存しない、安全、安心で持続的に発展可能な社会づくり」いわゆる「脱原発」を提言しました。

 しかし、福島県は、原発が止まって「核燃料税」が入らないことから、停止中でも「核燃料税」を課税することを電力会社と合意したといいます。しかも、税率を12%から17%へ引き上げるといいます。
 年間70億円が歳入不足になれば福島県の運営が厳しくなることからの「苦肉の策」でしょうが、このようなことをすれば「原発からの離脱」は期待できないと思いますがみなさんはどう思いますか。


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「原発さえなければ」

2011年06月15日 06時02分37秒 | Weblog


 昨日は、一般質問で原発問題を取り上げました。
質問の冒頭と最後にこの新聞記事を議場のみなさんに見せながら、原発の問題点を指摘しました。

 放射性物質がひとたび外部に飛び出せば、それを抑える手段は存在しません。
 空間的=広範囲及ぶ、工程の土壌、水道水、農産物、海産物を汚染します。
 時間的=長期にわたる、健康被害は、たとえ低線量でも将来ガンが起こる可能性が高まります。
 社会的=人間社会、地域社会の崩壊、何時戻れるか分からない深刻な事態をつくります。

 このように、原発は、本質的に未完成で危険なものです。
 原発の最大の弱点は、冷却水が喪失すると僅かな時間で炉心が溶けだし、コントロール不能になるといいます。
炉心の温度は、2800度(唐津焼の釜の温度は1300~1400度・ガス化溶融炉も同じ程度の温度です)
使用済み核燃料の後始末する方法が全く見つかっていないません。貯蔵プールも冷却し続けなければなりません。

 このような原発事故で、とうとう自殺者が出てしまいました。
「原発さえなければ」と壁に書き残して福島県相馬市の50歳の酪農家が自殺されていたと新聞は報道しています。

 福島原発を受けて、坂井市長の認識は「原発の信頼が薄れた」「原発に対する甘さが露呈した」との認識を示しました。
原発問題では、安全協定への参加も一歩踏み込み「モノがいえる立場」へ取り組むことも鮮明にしました。

 最後に、この写真の解説文を紹介します。
「寂しいわけではなく、悔しい」手塩にかけて育てた8頭の乳牛を大型トラックに乗せ、遠ざかる車をじっと見つめ、最後に頭を下げた。
「もう住めるところではない」福島県飯村=佐賀新聞6月11日

 私は、この女性が目頭を押さえている姿を見て、この家族の「無念さ」を思うと涙が止まりません。
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原発抜き・地域再生の温暖化対策

2011年06月14日 05時50分37秒 | Weblog


吉井英勝衆議院(日本共産党)の表題の著書を一気に読みました。
吉井氏は、国会議員のなかでは、原発問題では第一人者として一目置かれている人です。
東京大学で「原子核研究」をしてきただけあって、緻密な論立てと国会でのやりとりを紹介して納得できる一冊です。
 福島原発が「全電源喪失」で燃料棒の溶融事故を起こしましたが、このようなことを何年も前から国会で取り上げてきたことでも知られています。

 私が注目したのは、「脱原発から地域再生をどうはかるか」ということです。
「原発がなくなったらそこで働く労働者は路頭に迷うではないか」という本気とも脅しともとれる真剣な意見があるのも事実です。

 吉井氏は、「再生エネルギーで地場事業の再生」を図ることを提案しています。
一つだけ紹介します。
 危険な原発より、太陽光発電がいいと思っている人は多くいます。しかし、「初期投資が200~300万円」かかると躊躇する方も多いのです。
 国や県及び自治体が補助金を出していますがそれでも高額です。

 吉井氏は、初期投資に金融機関を使うことを提案しています。
金融機関が「エコ・ローン」を組んで、そのローンの支払いは月々の電力会社からの固定価格買い取り分が金融機関に振り込まれますから、金融機関も不良債権を生まない安全確実なローンとなります。
 地場の工務店には、工事代金が金融機関から振り込まれますから安心です。

 一つ一つは小さくても、全国で取り組めば日本経済を活性化させることはできます。
200~300万円の工事は、スーパゼネコンはしません。地場工務店や電気工事店の専門分野です。
電気料金に上積みされている3500億円の「電源開発促進税」をまわせば、初期投資はもっと少なくなり飛躍的に太陽光発電設置が伸びることでしょう。
(試算では、年間140万世帯に設置できる)

 吉井氏は、風力や潮力や海洋温度差による発電など将来的にわたって「燃料費ゼロ」の再生可能エネルギーによる雇用増は15~17万人であることを紹介しています。

 みなさんも一読されてみませんか。(新日本出版社)

 今日は、一般質問の日です。font>

 私は、4番目で午後2時半ぐらいになるのではと思います。
 質問内容は、
①原発問題をめぐる唐津市政のあり方。
②特別養護老人ホームの増設について
③自校式学校給食の見直しについて

 再放送は11時半ぐらいになります。
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