昨日は、午後から山下惣一さんの「TPPの問題点」を話しを聞きました。
75歳とは見えないするどい切り口でTPPの問題点を語ってくれました。
WTOは153カ国が加入して公開討論をやるが、TPP交渉は「秘密協議」で傍聴や情報は一切出さないで交渉をやっているそうです。
「行く先のわからないバスに乗るようなもの」とはなしました。
米国は、日本に「年次改革要望書」を提出し「規制緩和」を求め、日本は、従順に応えてきた経緯があります。
橋本内閣の時に「金融ビッグバン」をやりました。
小泉内閣の時「民間にできることは民間へ」と社会制度の市場開放をやりました。
TPPに加入すると「その必要がなくなる」といます。協定の中で話し合われるからだそうです。
「TPPで日本はこんなに良くなる」という本はみたことがないとも話されました。
「TPP協定に加入すれば企業が海外に出て行かない保証があるのか」とも問いかけました。企業は需要があるところに出て行くものです。
「バスに乗り遅れるな」というけれど「行く先のわからないバスほど恐ろしい」ものです。
講演がが終わって山下さんと懇談をして、その後、近所の「さつき花見」にお邪魔しました。