昨日は佐賀市へ、政務活動調査で行ってきました。
内容は、「議会の事業仕分け」と下水道の「堆肥化」についてです。
佐賀市には、よく会議などで出かけるのですが市役所に入ったのは初めてでした。
昼食時間だったので、地下の食堂で390円のから揚げ定食を注文。食堂は、元気な店員さんの声と多くのお客さんで賑わっていました。
佐賀市議会では、3年前から決算委員会で「事業仕分け」をしているということで調査に出かけました。
民主党政権が誕生して、国会で「事業仕分け」が導入されました。
それに見習って、地方議会でも導入するところが増えています。
佐賀市議会では、「事業冶分け」の結果について議長名で市長へ提出され、市長部局ではそれを受けた対応策を議会へ回答するという仕組みになっています。
従来の決算委員会での質疑や討論が、次年度の予算にどのように反映されたのか分かりずらいところがあります。
この方式だと「議会としてのチェック機能」が発揮されていることが一目瞭然です。
「議会だより」でも報告されていますので、「議会が執行部をチェックしている」という議会の姿が市民にもわかります。
さらに、執行部は「『事業仕分け』になるのでは」という緊張感がうまれるという効果もあります。
下水道から発生する「汚泥」を堆肥化する事業は、YM菌を使った方法で、「全量販売」しているという事でした。
堆肥は、市民にも10キロ20円で販売され、近隣の農家へはフレコンで販売されています。
唐津の浜玉町や玄海町の農家からも引き取りに来られているということでした。
汚泥からの堆肥は、「販売が困難」という側面がありますが、ここでは「堆肥の成分認定」設け順調のようでした。