近所の農家の人から相談があるということで、現場を見せてもらいました。
豪雨の時、水路に水があふれ水田や畑に被害が出ていました。
その方は、農業に希望を持って就農しながら、「減反政策の廃止」を決めた自民党政策に怒りを込めていました。
「美しい日本を取り戻す」といいながら、美しい日本の棚田をなくす大規模化の政策では、「この地域では農業ややっていけない」と真剣に訴えられました。
中山間地の農業は、田んぼの周辺の草払いの作業やイノシシ被害対策も大変です。
「補助金がなければ農業は、あと5年でダメになる」とつぶやかれました。
自民党の政策は、TPP協定交渉に見られるように「農村を見捨て大企業中心へ」あからさまにシフトを変えたのです。
若者の流失、学校の統廃合、路線バスの廃止はその先駆けでしかありません。
いまこそ、農村の世論と運動で「美しい農村の原風景を取り戻す」しかありません。