永六輔さんがお亡くなりになったことが報じられました。
永さんは、ラジオ番組の「誰かがどこかで」「7円の手紙」桃屋の提供で聞いていました。
永さんは、そのなかで「尺貫法」の復活を話されていたことを思い出します。
「鯨尺」というのも話されていました。
日本は、近代化のために「メートル法」を早くから導入していました。
しかし、これまで、尺(長さ)貫(重さ)坪(広さ)の単位は、生活に染みついていたために使い続けられました。政府は、「尺貫法」を使うと売ることに「罰金」まで課すようになりました。
それに、反発した発言をくり返しておられた事を思い出されます。
今では、尺貫法を使っても罰せられなくなったのは、永さんのお陰ではないかと思っています。
そんな気骨のある話が気に入っていたものです。
ですから、7円のはがきが10円になっても、20円になっても、40円になっても「7円のはがき」という切り口で、視聴者の意見を紹介し、コメントを最近までしておられました。
永六輔さんの安らかなご永眠をお祈りいたします。