湖畔人です。
さて、アジサイの季節に聴きたい曲 懐かしのネオアコシリーズもあと2グループだけご紹介しようと思っています。
梅雨も、もう明けますのでね。梅雨の間に本シリーズは一旦終わりにしたいと思っています。
今回は、EBTGこと、Everything But the Girlの曲のご紹介です。
彼等こそ、ネオアコと呼ばれるムーブメントの道を開いた方と言われていて、内省的な歌声と繊細でジャジーなギターの音色が、当時のUKのパンクでほてった若者達の心をクールダウンさせたようですね。
彼等こそ、ネオアコと呼ばれるムーブメントの道を開いた方と言われていて、内省的な歌声と繊細でジャジーなギターの音色が、当時のUKのパンクでほてった若者達の心をクールダウンさせたようですね。
トレイシー・ソーンとベン・ワットの二人組のユニットですが、二人とも当時ハル大学の学生だったのですが、二人は同じインディレコード会社のチェリー・レッドでそれぞれ活躍していて、トレイシーはマリン・ガールズのメンバーだったし、ベンはソロでそこそこインディーシーンでは知られた存在だったようなのですが、チェリー・レッドの期間限定のコラボ企画でベンとトレイシーでバンドを組む事となり、JAZZのスタンダードナンバーの一つ『Night and day』をミニマルで涼し気な音でやった所、大反響となり、このブログでは常連のUKロックの大御所エルビスコステロもその音の虜となり、パンク界のスターで当時国民的人気者だったThe Jamを解散したばかりのポールウェラーもハル大学までわざわざ足を運んでは、ステージに乱入し、自分達のレーベルへの引き抜きの誘いをするなど、耳の肥えた大御所達に大歓迎されたようなのです。それら世間の高評価を受けて、当初の期間限定のコラボ企画だったはずのプランを変更して、バンドとして続ける事になったようです。
バンド名も面白いですね。"Everything But the Girl"って、まるで全てを手に入れた大金持ちが、”全てを手に入れた俺だけど、あの娘だけは手に入らなかった、俺の人生の唯一の汚点であり、深い悲しみだ”みたいな、ちょっとキザでハードボイルドな小説のセリフから来ているのかと思いきや、ハル大学の近所の雑貨屋の名前からとったようです。面白いですね。"女の子以外何でも売ってるよ"的な事らしいです。冗談でも酷すぎですよね。
さて、今回ご紹介する曲は3曲ですが、この回は一曲だけのご紹介です。
1曲目は、彼等のファーストアルバムの一曲目の曲『Each and Everyone』です。
歌詞は、まぁ主人公の女性が色々言ってくる男性に対し三下り半を突き付ける感じの曲でしょうかね、音の方は、ボサノバ調で、初めて聴いた時は"なんて都会的でおしゃれな音なんだ!"と感嘆したものです。
今聴いてもとても格好が良いですね。
歌詞は、まぁ主人公の女性が色々言ってくる男性に対し三下り半を突き付ける感じの曲でしょうかね、音の方は、ボサノバ調で、初めて聴いた時は"なんて都会的でおしゃれな音なんだ!"と感嘆したものです。
今聴いてもとても格好が良いですね。
EBTG、次話でもやります。
では。
湖畔人