第381話.気になった音楽(116)東京スカパラダイスオーケストラ『倒れないドミノ』

2020-05-06 14:15:12 | 気になった音楽
湖畔人です。

気になった音楽117回目です。
今回は、東京スカパラダイスオーケストラの『倒れないドミノ』です。

J-WAVEのランキング番組で4週連続1位のヒットを飛ばしていますね。
J-WAVEの春のキャンペーンソングとして作られた曲との事で、基本、コロナ騒動で春をエンジョイ出来なかった皆さんに対し、"心強く持ってこの難局を乗り越えましょう、君は一人じゃない、空で皆繋がっている、もう直ぐ僕たちの春(心躍らす時)はまたやって来る、皆元気を出して"と励ます歌です。

J-WAVEがスカパラに対し『不安を煽らず、冷静に、思いやりを持って、前向きな放送を…いつもと違う時も、いつもの声と音楽で。』というテーマで曲を作って欲しいとリクエストを出して、それにスカパラが応え出来上がった曲がこの曲ですね。

作詞はパリトンサックス担当の谷中敦さん、作曲はギター担当の加藤隆志さん、歌はドラムの茂木欣一さんが担当しています。

その曲ですが、
スカと言えばスカですし、それも超絶旨い技巧派が奏でる上質なスカなのですが、
でもメロディも歌詞も、まるで小、中学校向けの合唱コンクールの課題曲のようでもあり、『みんなのうた』で流れる子供向けの音楽の様でもあります。
とても素晴らしく泣ける曲でして、そのピュアさが際立っています。

歌詞を担当した谷中敦さんは、J-WAVEさんからのこのテーマを受けて、コロナで交通量も減り、その為なのか、やけに空が綺麗に見えていているけど、イベントもキャンセルになり、皆との楽しい時間も無くなり、不安も募るし、自分達の心もこの空の青さ並みにブルーだけど、でも、きっと、そう思っているのは自分だけじゃないんだろうし、皆も自分と同じように空を見上げては、同じような事を考え、この騒動が収まる日を待ちわびているのでしょう、そう、僕らは皆同じ空を見上げ、同じような事を思いながら、その空を飛ぶラジオの電波を通じて繋がっているのでしょう、では、『空で繋がる』ことをテーマに一曲書いてみよう!、と思い立ち、このような素敵な歌詞を書き上げたようなのです。
イイですね…。

彼等はミュージシャンとして超一流で、見た目はイカしたチョイ悪オヤジ風のような感じですが、でも、一方で、その人の良さが透けて見える少年の純真さを大切に保っている方々とお見受けします。特に、谷中さんはそんな感じの印象ですね。ハリウッドスター並みのカッコ良さですが、とってもピュアで変ですね。嘗て務めていた会社の同僚が、最近事業再開を決めた大手電機メーカー系列の出身で、そこにいた時、谷中さんのお父様は同僚で、電子工学分野ではかなり名の知れた存在だった、と言っていたのを思い出しました。お父様はバリバリの理系ですが、彼は別の道を選んだのですね…。彼は見た目はそれこそチョイ悪オヤジ風、イタリアンな感じですし、策士の部分も持っている、でも、ちょっと天然で、少年の純真さも大切にしているようにも見えます。その根っこでは、"みんな平等、みんな仲良く、世界平和!分かち合う時間、一合一会を大切に、今をめい一杯、エンジョイしよう!"みたいなこと本気を思っている感じを受けますね。まぁあくまで想像ですがね…。でも、だとすれば、その系統自体は自分と近い感じですね。勿論あんなにカッコ良くはないし、あんなに才能もないけどね…。系統は近いかと思うので、今後の指標、ペンチマークの一つにさせて頂こうかと思っています。

この歌は、良質で、人生をエンジョイしたい人々の願いの代弁だし、美しい心の発現だと思います。

願わくば、今のこのコロナ騒動には、神々の思いも紛れている事をご察知いただき、この世をこの世限りと見、無神論、唯物論一辺倒で享楽主義に陥り過ぎた方々への警告でもあろうし、そしてその無神論、唯物論の権化であり、人権蹂躙を重ねる神の敵、中国共産党におもね過ぎる方々への警告でもあろうし、自分達が神の子であり、霊的存在で、心の修行と神に近づく為、そして沢山の経験を積むために何度もこの世に生を受けている事を忘れた人間達への警告でもあろうから、人生も音楽もエンジョイする事は当然良いとして、でも時折、全ての人々の心の内には神性が宿っている事、であるから互いに尊敬し合い大切にし合いケアし合う事、我々がこの世に生まれし理由が心の修行を通して神に近づく為である事、及び良き世の中を作り上げる事に参加する事、そして、そうした神の子達である我々を慈愛の眼差しで神が見ている事、そうした事に時々思いを馳せて頂ければイイよな、と思う今日この頃です。

では、また。

湖畔人




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