第824話.気になった音楽(353)(354) 山下達郎『あしおと』『黙想』

2022-10-16 03:24:02 | 気になった音楽
湖畔人です。

前回、坂本さんをご紹介する気になったキッカケとして、坂本さんの旧友の山下達郎さんの言葉をご紹介しましたが、今回は、その山下さんご自身の曲のご紹介です。

若かりし頃の二人はかなり一緒にグダグダと時間を過ごしていたようです。こたつにみかんの世界観です。凄いですね。それに大貫妙子さんが加わって大分狭い人間関係だったようですね。まぁあの当時はホント凄いメンツが狭い人間関係の中にひしめきあっていて、今更ながらホント凄い時代だったよなーと思うのです。二人がつるんでいた時代には、山下さんも坂本さんも単なるバックバンドの演奏要員、またはコーラス要員として生計をたてていたのです。ホントビックリですよね。


今回は、その山下さんの独り身の男の思いを歌った曲を二つご紹介です。
二曲とも大好きな曲でして、よく聴いています。

両方とも、アルバム『MELODIES』からで、
一つが『あしおと』で,もう一つが『黙想』です。

『あしおと』の方は、片思いの男子の気持ちを歌った曲なのですが、とてもカッコイイのです。歌詞も声も演奏もメロディーも全部好きです。歌詞も作曲も達郎さんが手掛けた曲です。
ベースもドラムもパンチが効いているし、ギターもキーボードもコーラスもそれぞれの音が強く、際立っているのですが、でも、全体としては、とてもまとまりが良いのです。全部達郎さんが演奏してるんでしょうけどね。ホント声だけでなくて、楽器の演奏もうまいし、とにかくセンスが良いのです。もう天才的なのです。あ、的ではなく天才でしたね。失礼。

歌詞では、夕暮れ時、これから夜が来ると言う時の街の匂いについて歌っていて、そこも好きですね。少し気温が落ちて、少し風も吹いて、って言う時間帯の感じですね。確かに、あの時間帯の匂いってありますね。夏のスコール時のアスファルトの匂いと同じ位好きかもしれません。

自分の勝手な想像では、学生街の通学路に面した下宿の二階に住む男子大学生が、系列の高校の女子学生が部活帰りに下宿の下を友達たちと賑やかに話をしながら通るのを楽しみに待っている男子の静かな片思いを歌った歌かと勝手に想像をしていたのですが、どうも、花屋の男子店員が、夕暮れ時に店の前を通り過ぎる会社帰りのOLへの淡い恋心を歌った歌、なのだそうです。知りませんでした。達郎さんは、気の弱い男の片想いの歌は大好きなんだそうです。面白いですね。

そして、もう一つの独り身の男の思いを歌った曲が『黙想』です。この曲も、歌詞も作曲も達郎さんです。この曲は、アルバムの後ろから二番目、ラストを飾る達郎さんの代表曲、あの『クリスマスイブ』の前の曲です。序曲みたいな感じです。とても短いけど、何とも荘厳な感じの、独り身の男の静かな決意を歌ったような、なんとも言えない曲なのです。でも名曲です。

それにしても独身男の寂しい境遇をここまでゴージャスに歌える人はそういませんよね。

でも、この曲をリリースした時には、もうまりやさんと結婚されていたので、当時の彼は本物の独り身ではないですね。
あの醸し出される余裕感は、そう言う所から来てるのかもしれませんね。リアルな独身男ではなかったのです。

本来なら、このまま『クリスマスイブ』と行ってもイイのですが、冬の曲ですからね。また後日としたいと思います。

では。

湖畔人



第823話.気になったテレビ番組(19)朝ドラ交代 二つに共通するメッセージ『ちむどんどん』&『舞いあがれ!』

2022-10-16 00:42:44 | 気になったテレビ番組
湖畔人です。

今週は番組について。まずはドラマ。

嫁が一日何回も観るせいか、自分も影響を受けて朝ドラは観る事が多いのですが、つい最近まで放送されていた『ちむどんどん』も最近始まった『舞いあがれ!』も両方気に入っています。

『ちむどんどん』はネットでは賛否が激しく分かれている感じでしたが、自分は底辺に流れているメッセージ性がとてもポジティブなものと感じたので、その意味で良いドラマだったなと思っていました。確かにドラマの展開の強引さが目立ったり、ガンガン行く主人公や兄弟に身勝手さを感じなくもなかったですが、多分、原作者が盛り込みたかったテーマ、彼の人生の気付きが色々とあって、それでああした全部盛りみたいな事になったのでしょうね。それでわちゃわちゃした感じが出てしまったのかもしれません。

でも、底辺には一貫した人間性を肯定する優しさがありましたね。そして、失敗しても許す、間違いを犯しても許す。そして再生、再起を促す。そんなメッセージで一杯でした。失敗を怖がらず、再チャレンジをドンドンして行こう、って言うメッセージですよね。

そのメッセージは今回の『舞いあがれ!』にも引き継がれているようです。失敗を犯すことを恐れ閉じこもりがちな主人公の少女を、失敗してもイイと優しくチャレンジを促す祖母、そう言う美しいシーンが沢山ちりばめられています。母親も過剰に娘を心配し、その気持ちを受けて娘が委縮をし病気がちになっていた点を祖母に指摘され、母は素直に反省し、すぐに直し、行動を改めています。失敗を通して最善を目指して再チャレンジし続ける人々の姿でいっぱいなのです。

この”再生”と言う意味では、これら良いドラマはタレントさんを再生する場にもなっている気がします。

例えば、高嶋政伸さん。プライベートのドタバタのイメージがなかなか払拭出来ていなくて、でも、今回、自分の店を倒産させた過去を持つ苦労人、なので人の失敗に対し寛容で、理解を示せる優しいベテランシェフを演じて、とても良い感じでした。彼のイメージが一新されましたね。後は、今やっている『舞いあがれ!』で祖母役を演じる高畑淳子さん、息子さんの不祥事のイメージがなかなか取れなかったのですが、今回、田舎で逞しく生きる祖母役を力強く演じて、彼女のイメージも大分変りましたね。そして、鈴木保奈美もちむどんで好演してイメージアップをしたし、仲間由紀恵さんも、ちむどんで観音様みたいな寛容な母を演じて、とても素敵でした。彼女のイメージも大分好転しましたね。いいドラマは、多くの俳優のイメージを好転させる場になるようです。彼ら自身が変わった、と言うよりは、我々視聴者が持つタレントさん達に対するイメージが、リセットされる感じでしょうかね。

あと、いいドラマにはいい音楽がつきものですね。三浦大知さんの『燦燦』も、今のback numberの『アイラブユー』も共に良い曲です。


NHKと言う存在も、ニュースや報道系の番組を見る限り、世界の支配層、DSの意図をそのまま国民に伝える機関に成り下がっており、害悪以外の何物でもありませんが、こうした朝ドラや幾つかの番組のように、いい側面があるのも事実です。

後は、出来るだけ早く、この、ほぼ強制的な税金の様な受信料と言う形態を止めていただき、観た分だけ請求をするとか、またはCM代をとって民放化するとか、皆が納得いく形を探って頂きたいですよね。今みたいに、ロシアは悪、とか言うばかりの、公平中立でないニュース番組は、正直ウンザリなのです。誰の指示でやっているか見え見えなのです。
我々は、色んな意見を拾える、両側の意見を拾える公平なニュース番組、報道番組が欲しいのです。その意味でNHKは害悪でしかないですね。はい。

では。

湖畔人


第822話.健康・ダイエット関係(3) 5分間の椅子の上体操

2022-10-10 13:52:53 | 健康・ダイエット関係
湖畔人です。

これまでも健康法に関して数回触れて来ましたが、これまでご紹介した①All Brown(茶色い物を食べる)も②ドローイング(腹をへこます事)も快調です。
②ドローイング(腹をへこます事)は欲張って大分お腹をへこませることが出来るようになって、それは良かったのですが、でもやり過ぎたのか、少し軽い坐骨神経痛ぎみになっていて、ちょっと気になっています。まぁ座ってばかりなので仕方ないですね。

さて、①All Brownと②ドローイング以外に最近追加した新しいメニューが③5分間の椅子の上体操です。

これは、芸人でYouTuberでもある、なかやまきんに君がYoutubeで紹介していた動画、”座りながら出来る 世界で一番楽な筋トレ 全身 5分間"と言うものでして、これをお気に入りに入れて、よく見ながら体を動かしています。

PCワークばかりなので、肩が凝りがちで、また、お腹周りを動かす事のない自分にはとってもピッタリなメニューで、体も暖まり、少しだけ汗もかくし、肩こりも解消して、とてもいいのです。何より、そんなに負荷が無い、毎日続けられる感じがイイのです。

在宅の時は必ず最低一日一回、多い時は数回こなしています。
続けて何回かやるといい運動にもなります。かなり気に入っています。
お薦めします。
では。

二田

第821話.気になった音楽(257)(352) 松田聖子『流星ナイト』2回目 坂本龍一『Sayonara』

2022-10-09 15:12:31 | 気になった音楽
湖畔人です。

さて、以前、松田聖子さんのアルバム『風立ちぬ』から数曲紹介、って言いましたが、このアルバムは、実は『白いパラソル』とか夏向けの曲もあれば、『冬の妖精』『December Morning』とか冬向けの曲も混じっていて、中々季節の統一感が無いので微妙なのです。

なので、冬物は後日ご紹介したいと思います。

今回は季節感が判らない『流星ナイト』にしたいと思います。これは、財津さんの曲ですね。歌詞は当然松本隆さんです。2回目のご紹介です。先日NHKで財津さんのチューリップのラストツアーの模様が報じられていて、財津さんが気になっていたので、ちょうど良いタイミングでした。前述の『白いパラソル』も財津さんだし、ニューミュージック界からの楽曲提供では、ユーミンと並んで目立っていますね。大瀧さんは聖子ちゃんへの楽曲提供は、この『風立ちぬ』くらいだけど、元、はっぴいえんど繋がりで言えば、細野晴臣さんも一時期、聖子さんに曲提供をしてましたね。さて、日本のマッカートニーと言われているくらいセンス抜群な財津さんですが、チューリップ時代も含め、コーラスが綺麗な曲が多い方ですね。この曲も、コーラスがとても綺麗な曲です。お薦めします。

さて、思いのほか、松田聖子さんのアルバム『風立ちぬ』からの曲紹介が少なくなってしまったので、最近よく聴いている、秋めいた曲、坂本龍一さんの『Sayonara』をご紹介します。91年のアルバム『Heartbeat』からの一曲です。作詞はムーンライダーズの鈴木慶一さん、作曲は当然、教授こと坂本さんです。名曲だと思いますが、それ程知られてないのが不思議なくらいの曲です。

坂本さんは天才ですが、思想的に左過ぎるので、正直言うと、曲紹介を躊躇して来たのです。YMOの曲は何度かやってきましたがね。坂本さん名義では実はこれまでちょっと控えて来たのです。曲に毛沢東の詩を使ったり、未だにバーニーサンダースがどうのと言っていて、まぁ筋金入りの左翼な訳です。一方で霊的な事も許容していて、唯物論の共産主義って訳でもなくて、何かジブリの宮崎駿さんに似たスタンスを感じるのです。

坂本さんの旧友の山下達郎さんに言わすと、坂本さんは思想的に”おっちょこちょい”なんだそうです。なんかそう言われるとちょっと気が楽になり、坂本さんの曲もボチボチ紹介してイイかな?と言う気になって来ました。なので、これからは気が向いたら坂本さんの曲をもっとご紹介するかもしれません。

では。

湖畔人

第820話.ウクライナに関するデタラメ報道 パート(12) ●集団墓地は嘘 ●核発言も嘘 むしろ西側がウクライナが欲する核戦争 ●そもそもこの戦争は

2022-10-09 09:24:46 | ★改善・変更の要る仕組み 仕来り 風潮 法律
湖畔人です。

前回のデタラメ報道の補足みたいな話をします。

●集団墓地は前から

今日もまた集団墓地が見つかった、と、日本を含む西側のメディアが騒いでいますが、嘘ですね。先日もイジウームで集団墓地が見つかったと言っていたけど、前回も言いましたが、あの墓地は2002年からあります。嘘しか言いません。

●核発言も嘘 むしろ西側がウクライナが欲する核戦争 

推し政党の情報通の方が言われていますが、バイデンもゼンレンスキーも"プーチンさんが先の演説で核の使用を示唆した、これはハッタリではない、ハルマゲドンだ"と騒いでいます。ゼレンスキーに至っては"西側はロシアを先制核攻撃をしろ!”と煽っています。キチガイですね。

でもプーチンさんが言っていたのは、"西側に核攻撃を受けた場合は"、とか、"ロシアが国家の存亡に瀕した場合は"、と言う前提で話しており、積極的な核攻撃など一度も言っていないのです。全てアメリカ次第と言っている訳です。

"でもあれは、いつものアメリカのいつもの手口だ、バイデンは核を自ら撃っておいて、それをロシアのせいにして、それを理由に核戦争をする気だ、その為の口実をしはじめたのだろう"と言う懸念の声が、なんとアメリカの内部から出始めています。”過去、アメリカは、ありもしない事件を契機にベトナム戦争を始めたし、中東の石油利権を得んがために、嘘の証言をさせ湾岸戦争を始めた。ありもしない大量破壊兵器を理由にサダムフセインを攻めたけど、全部、嘘だった。9.11では飛行機が突っ込んでいないビルが数秒で倒壊した。どうみてもダイナマイトによるビルの解体だった。(要は自作自演だった)アラブのテロリストのせいだ!と言うも、FBIに名指しされたテロリストの実行犯達の多くは、当時、海外でまじめに仕事中で、テロで自爆しておらず生存し続けていた、要は嘘だったのだ。でもその数週間後、9.11へのリベンジとしてアフガンへの侵攻が始まった。要は嘘の口実で戦争がしたかっただけだ。自国の利権の為に、軍産複合体を儲けさせる為に、アメリカによる世界支配を進める為に、その背後の影の政府、DSによる世界支配を進める為に起こし戦争だったのだ。なので、今回も、嘘の口実で戦争を始めるアメリカは、自分達で核を使い、それをロシアのせいだと騒ぎ、それを口実にロシアに核攻撃をしかける気だろう"と言うのです。

自分もそう思います。今後、アメリカかイギリスか、その手先としてポーランドがウクライナで核を使い、それをロシアのせいだ!と騒ぐことが起きてくるはずです。場合によってはアメリカにより生物兵器も使われ、それもロシアのせいにされる、そんな事が起きうるかと思います。要チェックです。

●そもそもこの戦争は

そもそもこの戦争、と言うか軍事作戦は、アメリカのネオコンとCIAが仕掛けたプーチンさん打倒の為のクーデター、2014年のマイダン革命から始まったものです。14年に、親米、反ロ派のテロリスト達が、ウクライナの親ロ政権をクーデターでもって転覆させ、クーデター政権が発足し、その政権により、ウクライナ内でロシア語の使用が禁止されました。しかし、ウクライナにはロシア語を話すロシア系住民も多くおり、それでは困るとして政府に抵抗を示すも、武力で弾圧され多数の死者もでました。次第にエスカレートし、政府による軍事攻撃まで始まった為、ロシア系が多く住む東南部と、クーデター政権との間では内戦状態にありました。
そして、それらの地域の中から独立を求め、住民投票をする州が幾つか出始めました。それがクリミアであり、ドネツクであり、ルガンツクでありました。先に独立したクリミアはロシアへの併合を求め、軍港もあり、戦略的に重要な拠点と言う事でプーチンさんは早々とクリミアの併合を了承をするも、ドネツクとルガンツクに関しては、プーチンさんは国際社会の目を気にしたか、国家承認をしませんでした。ただ、今年の頭、ウクラナイ政府によるこれらの地域へのミサイル攻撃があまりに酷過ぎたため、また、ウクライナのNATO加入の動きがあった為、急遽、ドネツクとルガンツク二国の国家承認をし、それら二国からの正式な軍事支援要請を受けて、"特別軍事作戦"として、それら二国の救済に動いたのが、今起きている事で、特別軍事作戦の真相です。

なので、ドネツクとルガンツクの独立を承認したロシアにとっては合法的な救済措置、同盟国、救済の為の軍事作戦だったのです。

ですが、先日の住民投票で、ドネツクとルガンツクを含む4州がロシアに併合されたため、ウクライナのそれらへの攻撃は、今後ロシアへの攻撃とみなされ、特別軍事作戦から、ロシアーウクライナ戦争に格上げになるはずです。

またNATOの出方次第では第三次世界大戦に変質する可能性もあります。実際は、間接的にその状態ですがね。

なので、悪いのはアメリカによる世界支配を進めたいアメリカであり、もっと言えば、英米の背後でそれを支持しているDS、ユダヤ系金融寡頭勢力が悪いのです。

世界の主要メディアはDSの所有物なので、メディアからの情報だとプーチンさんが何時だって悪者ですが、真相は真逆です。

悪いのは英米と西側、その背後にいるDS、ユダヤ系金融寡頭勢力です。

以上

湖畔人