華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

病院レポート

2010年01月05日 19時33分50秒 | Weblog
豪州で看護師の資格取得を目指して勉強しているけれど、自分自身の診療関係は可能な限り日本で受けたい。それは言葉の問題もだけど、心のどこかで「適当にされてたらどないしよー」という猜疑心があるため。まぁ、物議をかもすコメントかもしれないので掘り下げないでおこう。

というわけで、日本にいる間にいろんな病院に行こうと思っている。実は先日もMRIを受けた。理由は偏頭痛。別に心配はしていなかったけど一応。結果は問題なし。

今日は地元の婦人科で乳がんと子宮がんの検診をしてきたので、その模様をレポート。
診察室に入る前にいくつかの質問に答える。たとえば「乳房の周りにしこりを感じますか?」「生理は順調ですか?」等。そして診察室へ。
まずは子宮がん検診から。先生の問診に答えた後、内視鏡検診と触診。あの独特な椅子に乗るのは正直なところいい気分はしないけれど、これも健康のため。診ている先生だって気分のいいものではないはずだし。所要時間十数分。ちゃんとした結果が出るのは一週間後だけど、「とりあえず問題なさそうです」と先生。ホッと一息。
続いては乳がん検診。先にマンモグラフィーを受けるためレントゲン室へ。機械の前に立ち、左右の乳房を縦と横から挟まれた。うわさには聞いていたけど結構痛かった。挟んでいる時間は10秒ほど。「息止めてくださーい」と言われたけど、痛くて息ができなかった。ちなみにこのときそばで指導してくれた技師の女性は、よく響く声でハキハキ話す方。「ハイ! ではお胸を触りますねー」「ハイ! お胸を挟んでいきまーす」とやたらと元気(でも顔は笑ってない)。「なんか、乳房のたたき売りしてるみたいやなぁ~」なんてことを考えながらその声を聞いていた。その後は診察室へ戻り、先生の触診とエコー検診。こちらもちゃんとした結果が出るのに一週間ほどかかるけど、先生の触診では「大丈夫だと思いますよ」。ヨシヨシ。

学校でも習ったが、最近、乳がんというのは非常に増えている。そして若くてもかかるのが子宮がん。2つの検診にかかった時間は1時間半前後。費用は7000円ちょっと。この労力と経費が大きいと感じるか小さいと感じるか人それぞれやけど、私としては納得の範囲ではないかと思う。ちなみに、診察された部位は女性として人にはあまり見せたくないところ。しかし、学生看護師として実習に出て実感しているが、医療従事者は患者さんの裸に関して患者が心配するほど何も考えていない。かつ、真摯に「患者さんに悪いことが起こっていませんように」と思っているもの。なので恥ずかしがる必要はない。

今回、あえてブログにこのことを書いたのは、定期検診は大切だと少しでも訴えたかったため。自分が医療従事者になろうとしているのもあるし、実は身の回りで、年齢に関わらず不幸が続いたこともその理由。もし検診を考えている人がいるようなら、ぜひ受けることをお勧めしたい。

とにもかくにも。
とりあえず自分には、今のところ何もなさそうで良かった良かった。

次は歯医者だ!
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