華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

祖母&孫娘ぶらり二人旅 弐

2010年01月17日 23時06分51秒 | Weblog
私は風呂が好き。一度入ると結構長いし、本を持ち込んで半身浴を楽しむこともよくある。二日目は7時過ぎに起きて朝風呂へ。朝ごはんは8時からだったのでギリギリまで風呂を楽しみ、それから朝食もおいしくいただいた。泊まった旅館は「海月館」というところ。綺麗でサービスも○。お食事もとてもおいしかった。もし洲本温泉に訪れる方あるならお勧めしたい。

さて旅館を後にして、シャトルバスに乗り、この季節、淡路島の観光スポットである水仙峡へ行った。「今は満開ですよー」と運転手さんに教えられ、期待満載でいざ現地入り。すると

閑散…。

平日、そして朝早かったこともあって、観光客はほとんどいない。そして写真とはちょっと違う水仙の密度…。私たちが訪れたのは寒水仙(白)がそろそろ終わる頃。そして春水仙(黄色)にはもう少し、という時期だったらしい。あの運ちゃんの「満開ですよー」という情報はどちらから来たんだろう!? 期待していたほどではなかったけど、私も一度行きたかった場所だったし、ばーちゃんも訪れた事実で満足できた様子。「こんなもんやな」と言いながら水仙峡を後にした。

シャトルバスで洲本バスセンターまで行き、そこから一路神戸・三宮へ。到着時点でまだ1時半。まっすぐ家に帰るにはまだ早いので、ランチを食べて百貨店でショッピング。実は今回の旅の費用はすべてばーちゃん持ち。なにせ貧乏学生なもんで。ちょっとばーちゃんの財布のヒモが緩んでいるところに付け込んで、セーター2枚とバッグを買ってもらった。ほほほ。確信犯。ばーちゃんも少し買い物をして、それから家路についた。

終わってみれば、普通に楽しい一泊旅行。たまにいつもと違う環境で過ごすのは楽しい。知らない街を眺め、知らない部屋に泊まり、知らないことを知る。いやぁ、旅って本当に素晴らしいですね!!(みずのはるろう)。それに、今年米寿を迎えるばーちゃんと、海外で過ごしている以上、私はこの先どれだけ一緒に過ごす時間を持てるかわからない。周りには「ばーちゃん孝行」と言われたけど、私にとってもいい二日間だった。

次回の機会があるなら、ちゃんと全額おごれるようになっていたいものだわぁ。
コメント

祖母&孫娘ぶらり二人旅 壱

2010年01月17日 22時20分03秒 | Weblog
14・15日とばーちゃんと二人で温泉に行ってきた。両親が家にいないときはずっとばーちゃんと二人で家で過ごすけど、それぞれ部屋を持っているのでここまで二人単位で過ごすのは、記憶がある限りでは初めて。足も耳も少し悪くなっているので、どうなるだろう?と思いながらの出発だった。

車がないので、訪れたのは近場の洲本温泉(淡路島)。バスに揺られておっちらえっちら、自宅から約2時間半。夕方前に到着。寒かったのでどこへ行くこともなくまっすぐ旅館へ。部屋は大阪湾が一望できるいい和室。ばーちゃんはすぐにお風呂に行き、私は浜辺へ散歩へ行った。堤防の上をずーっと歩いて少し沖の方へ。耳がちぎれるかと思うぐらい寒かったけど、そこでしばし海を眺めながらボーッ。あんなに寒い夕方でも釣り人はいて、そのロマンが理解しがたかったけど、寒い中何をするでもなくボーッとする私も変なんだろうか…なんて考えていた。部屋に戻るとばーちゃんが「ええお風呂やったで!」とホクホク顔。私もさっそく一風呂浴びて、それから夕食タイム。

夕食は私のリクエストで“鯛づくし”。以前に淡路島で食べた鯛のフルコースが忘れられなかったため。結果からいうと、鯛に関しては前回の記憶を上回るお料理ではなかった。でも鯛の刺身は絶品。とてもおいしいお料理だった。ばーちゃんの満足度も高く、二人ともお腹いっぱい。

食後と寝る前にも私は風呂に入ってたっぷり汗をかき、買い込んだスナックとチューハイでいい感じ。ばーちゃんも少しお酒を飲んで、テレビを見ながらゴロゴロ。まったりした夜を過ごして眠りに落ちた。暖房がやけに暑くて、夜中にばーちゃんが目を覚ました。暖房の切り方がわからず、深い眠りの中にいた私を起こしたことはご愛嬌ってことで。
ちなみにこの暖房の暑さを、旅の後母に説明したばーちゃん。

「暖房が暑ぅて夜中に目が開いてん。もう頭が汗で“ズクズク”やったで!!」

“ズクズク”…

そんな表現、初めて聞いたわっ。熟した柿か!?
コメント