華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

そして神戸

2010年01月18日 23時31分00秒 | Weblog
先日、友人2人と神戸・三宮へ出かけた。
落ち合ったのは昼間なのでまずはランチ。私のリクエストで三宮駅近くのイタリアンレストランへ出かけた。成り行きで訪れたお店だったけど、パスタとピザはおいしかったし、しかもサラダ、パン、そして飲み物がバイキング形式。食べ放題のパンとコーヒーをアテにおしゃべりは留まることはなく、お店を出たのは3時過ぎ。「ランチの後はどこか違うお店で神戸スィーツを食べたい!」というのもこの日の私の野望だったけどお腹ポンポン。

無理。

そこでこの日の私の別の野望・“神戸散策”。
センター街をそぞろ歩きながら元町方面へ。キャイキャイしゃべりながらあっちの店をのぞき、こっちの店で品定めをし…で、本来なら10分ほどの距離が約1時間。春節祭前でにぎわう元町・中華街を冷やかした後、また三宮へ戻った。
それにしても。この間店を見ながら思ったけど、本当になんでも安くて驚いた。たとえば靴。神戸市は靴の街としても有名で安くていい靴が買えるけど、この日、見た目も結構かわいい靴を2000円でゲット。バーゲンだとはいえ破格。数年前まで一万円以上出していたのがウソみたい。洋服も安くて「だれが日本の生活費が一番高いって言ってるんや!?」と思った。デフレなのねぇ、日本…。

さて。
ここでお別れか…と思いきや、家族持ちの友人もそうでない友人も「夜遅くまで大丈夫!」。
ヤッホーイ。
それなら…とこれまた私のリクエストで普通の居酒屋へ行った。

本当に何を話すことがあるんだか。居酒屋でもおしゃべりは底知らず。私はお気に入りの富乃宝山を片手にアテをモリモリ。この居酒屋は何度も訪れたことがあるけど、もちろん今回来たのは数年ぶり。店に入るとテーブルの小さなテレビで注文できるようになっていてビックリした。
また、彼女たちは私の数少ないカラオケ友達。居酒屋の後はカラオケへ。そこで2時間、“年代検索”で昭和40~50年代の歌謡曲を熱唱。最後は3人で「大阪ラプソディー」を合唱して締め括った。

ランチ、散策、飲み、カラオケ。

女子の楽しい時間の過ごし方フルコース。

気が置けない友人と「これでもか!」と休日を楽しんだ。“神戸スィーツ”を食べられなかったのは心残りやけど、それは次回の楽しみにおいておこう。

ところで。
この日私たちは3人ともデジカメ持参。私はブログに載せるつもりやったからやけど、なぜか示し合わせたように他の2人も。いつでも神戸に来られるくせに彼女たちもいろんなところでパシャパシャ。「林家ペー・パー子か!?」というぐらい撮りまくった。写真はモロおのぼりさんよろしく、中華街の前での一枚。
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1.17

2010年01月18日 00時18分43秒 | Weblog
日付が変わってしまった。

15年前の1月17日、阪神・淡路大震災が起こった。
今年は発生してから15年という、一般的には区切りのいい年。だけど“区切り”なんていう言葉は他人だから言えるのであって、当事者には何年経とうと何も変わらないはず。だから「15年」ということを大きく報道している番組等を見るとちょっと違和感を覚える。

当時は本当に大変だった。私は自分が冷たい人間なんだろうか?と思ってしまうが、いまだに特集番組等を見ようと思えない。直接的な被害は受けなかったにも関わらず。我が家は神戸市の隣にあり、基本的にライフラインが違ったため、生活に必要な水、熱、電話、食べ物、すべてにおいて復旧は早かった。だけど当時のことを思い出したいと思わない。子供だった分当時気づかなかったこと、知らずに過ごしたことはたくさんあったはずで、私のストレスなど小さいものだろうけどそれでもしんどい。

遠い将来この震災の事実が風化してしまうかもしれないけど、それはそれでアリなんじゃないかと思うのは不謹慎なことなんだろうか?

なんにしても私は忘れることはない。

震災で亡くなられた方の冥福を心からお祈りするとともに、いまだに震災による傷を抱える方たちの本当の回復をお祈りいたします。
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