お隣さん

この週末、新しい暮らしにまだ馴染んでないみたいで、妙に疲れていた。家も変わったし、通う学校も勉強内容も変わっている。変化だらけでまだついていけてないらしい。

昨日午後に自宅学習。しかし語学の勉強ばかりダラダラできるものでもなく、気分転換も兼ねて暗くなる前に散歩に出かけた。その際聞きたいこともあったので、あいさつを兼ねて、以前にお目にかかったことのあるご近所さんの家を訪ねた。出てきたのは70代の老夫婦。しかし70代とは言え、かくしゃくとしていて、話すこともハッキリしている。立ち話だけで失礼するはずが、「一杯飲んでいく?　今から2人でボトルあけるところだったの」。

え～、いいんですかぁ～、じゃぁお言葉に甘えてぇ～

社交辞令だったのかもしれないけど、その言葉に便乗してお宅におじゃまし、シャンペンとおつまみを頂いた。我が家のフェンスがもうボロボロで修理をしないといけないと大家から言われており、この老夫婦の旦那さんがもともと工務店勤務だと聞いておじゃましたのが今回の目的。その話のついでに「（ウチの）庭にバナナの木があるんですよ」と話をしたら、「ウチはもっとよ」。家を一通り見せてもらったところ、庭には果樹園か!?というぐらいにいろんな種類の果物の木々。「スゲー」と口を開けたまんまでいると「まぁ持っていきなさい」とレモンやらパッションフルーツ、グレープフルーツなどを持たせてくれた。

あ、すみませーん

ありがたい話で（あつかましい話?）。

さらに書いたら、私の状況を説明したところ（正看の資格を取るために英語の試験にパスしないといけない）、「私はもともと英語の教師だったの。協力するわよ!」。これはとても嬉しい申し出。実際田舎で一人暮らしを始めて、毎日友人に会うわけにもいかないし、ListeningとSpeakingの練習ができないなぁと思っていたところ。こうやってご近所さんと英語で話す機会ができるのなら、ありがたいことこの上ない。

結局2時間近くおじゃましていた。
他にも「夜遅くなったら危ないから、万が一そんなときは駅からウチに電話してらっしゃい。迎えにいってあげる」「今度は"オーストラリアン料理（BBQ）"でもしよう!」などととても優しい言葉をかけていただいた。日本でもどんどん希薄になっていってる隣人関係。そんな日本よりもっとドライだと思っていたオーストラリアでこういう交流が持ててとても嬉しい。今後も良いお付き合いしていけるといいなー。