エレガントでいこう

本日午後シフト。
先輩准看護師と一緒に、術後2名、術後2日目1名、フルケア1名、要介助1名を含む8名を担当。他の患者も術後数日の患者さん。
結果から書くと結構バタバタした。術後は何かとすることが多いので、タイムマネジメントが大切になってくる。

私はいまだに術後患者さんのお世話をするとき緊張する。何かし忘れていることはないだろうか?と不安になる。この不安を払拭するには経験しかない。要領をつかめたらおそらくかける時間を短縮できるようになるはず。あんなにドキドキしながらやっていた新規入院も退院も今じゃ焦ることなくできるようになったしさ（書類処理には追われるけど）。
今日も軽くパニクったけど、それでも自分ではよくやれたと思っていた。ドクターの電話でのオーダーもちゃんと聞き取ることができたし、看護記録を読みなおす時間もあった。患者さんのケアもやるべきことはできたと思う。
先輩もそれには反対しなかった。しかし、先輩によると、私は見るからにパニックを起こしていたらしい。ただ頭の中で「あれして、これして～」と考えているとカーッと熱くなっていただけで、自分としてはパニックとまではいかないつもりだったんだけど。帰り際に「私たちはいい仕事ができたけど、あなたがパニックを起こしているのを見て私は不安をおぼえたわ」と先輩に言われ、なんとなく落ち込んで帰ってきた。

何かに追われているときの私の動きっておそらくだいぶ雑というか、ワタワタして見えるるんやと思う。さっさと動こうとするからなおさら。多分、歩き始めの赤ん坊が頭の重さで前のめりになってる感じ?　でも普段からこちらの看護師はさっさと歩くことをしないので、ただでさえ職場ではシャキシャキ歩く私がいつも以上にドタバタしてると、パニックを起こしているように見えるんだと思う。
ただ自信のなさは否めないので、余裕がなく見えることが情けなく、また改めて経験不足を認識することになって凹んでしまった。新人が育ってきているのに、いつまでこんな調子なんやろうなぁ。うーむ。

明日はおそらくまたリーダーを務めることになる。そして術後患者が2名病棟に来る予定。誰も先輩がいない病棟で術後患者を担当。ちょっと怖い。けど経験を積むしか自信を得る方法がないので頑張るしかない。とりあえず“エレガント”に歩くことから始めよう。そしたら少し余裕があるように見えるかも。

今、明日の手術に関する予習も済んだ。よし来い、術後患者め!　でも明日少し早く行って、術後のドクターのオーダーをじっくりチェックしよっと。くそぅ、負けるもんか。