華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

コメディエンヌでイタい

2014年06月27日 23時16分30秒 | Weblog
昨夜はブログを書いた後、しばらくウィンブルドンテニスを観ていた。またもやオーストラリアの選手の試合があったので、ナダルの試合中継はされず。不満じゃ。途中であきらめて寝た。夜中にはフェデラーの試合もあり、気にしながら寝たせいか夢にフェデラーが出てきた。すんごい変な夢だった。ナダルとフェデラーの試合結果が気になり、結局3回も目が覚めた。なんとなく私のなかでウィンブルドンは特別。フェデラーが芝の王様だからかしらん?

さて。
今日は日本人の先輩とブランチ。車で30分ほど走ったところにある、鄙に稀なるオシャレカフェ。白を貴重にした内装と家具に芝生のガーデン付き。待ち合わせは9時半。到着したときはまだ余裕があったけど、アレヨアレヨという間に満席。金曜日の午前中なのにねぇ。先輩によると人気のお店なんだかとか。コーヒーもお料理もおいしかったし、納得。こういうお店は女性同士で来るに限る。Dと来たらムシャムシャ食べて終わりやもんね。
先輩との会話もいつもと変わらず楽しかった。とても聞き上手な人で、一人でしゃべっていたような。ただでさえ友達の少ない私には、こういう時間は非常にありがたい。もっと社交的に過ごしていきたいなぁ。お昼から仕事だったので、2時間ほどでお別れ。仕事じゃなかったらなぁと後ろ髪引かれる思いでお店を出た。

帰宅して、DとWiiでテニスに興じてから職場へ。
着いたら何かと忙しそうな病棟。私も早々に鉄分点滴の患者さんのお世話を始めた(鉄分点滴をする場合、最初の1時間は患者さんに付きっ切りでいる必要がある)。それがようやく終わる頃に申し渡し。正看2人とアシスタントナースの3人で12名担当。大盤振る舞いやん!というスタッフ数。
基本的に私が担当した患者さんは年配で少々混乱や認知症の気がある人が中心。プラス鉄分点滴と輸血を含む。アシスタントさんが付いてくれたおかげもあって、いい夜だった。患者さんとゆっくり話をする機会もあったし、歩きに連れ出すこともできたし、いいケアができたと思う。毎日こんな感じのスタッフ数やったらいいのになぁ。
そういえば、私は時間がある限り患者さんを歩かせるようにしている。床ずれを防ぎ、疲れないので食欲もなく眠れないという悪循環を断つには、たとえ病室の中だけでも効果的。しかし、中には疲れるからいやという患者さんもいる。なので歩くときにはいつも「ずっと座ってたらお尻が四角くなるよ!」と歩くことが楽しいことであるように仕向ける努力をしている。今日などはあらかじめ後で歩くよと伝えてあった患者さんに「Are you ready to dance?(踊る準備はできたかな?)」と声をかけた。そしたら当の患者さんはもとより、隣のベッドの患者さんも大笑い。こういう瞬間は“してやったり”といい気分。職場には笑いがないと!というのは昔からの信条。笑いにこだわるのは関西出身だからかしらねぇ?

明日も午後シフト。おそらく同じ患者さんを担当。今日一日でだいぶ患者さんを理解したので、明日はもっといいケアができるように頑張ろう。
なんか今日は前向きやな。いいことや。
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