今日の仕事は午後から。
なんだけど、今日は教育デーで開始がいつもより早い12時。朝ゆっくりしていたらあっという間に時間が経っていて出かける時間だった。90分って長いようで短いのねぇ。
“教育”(研修といったの方がいいのか?)を受けるのは基本的に新人。心配蘇生法や各種医療器具の使い方のおさらい、そして先輩看護師の講義。講義内容は術後患者さんを担当するときのタイムマネジメント、緩和ケアの倫理的問題、質疑・応答。こんな感じで計4時間。
うちの病院は小さく、内科と外科が一緒くたになっている。なのでどんな患者さんを担当するかはふたを開けてみないとわからない。たいていの看護師が術後患者さんを看たがり、新人にはイチから教える時間とスタッフの余裕がない限りあまり機会がやってこない。内科の患者さんが楽だとは言わないけれど、瞬時の判断が要される機会が多いのは外科の患者さんなので、どうしても先輩たちが受け持つことが多い。
そんな中で私にも術後患者さんを看る機会がやっと増えてきて、実践で覚えて慣れていっているところ。今日はその理論を聞いていて、いろんなことに合点がいった。いやはや。学ぶべきことはまだまだたくさんあるなぁ。
研修を終えた時点でとっくに午後シフトは始まっていた。早く来たため帰る時間も早くシフトの最後までいない私たちは、今日は基本的にアシスト。といっても私がアシストした看護師さんは派遣さんで、やるべきことができてなかったりしたため結構しっかり働き、少し時間をオーバーするほどだった。でも病棟にいたのは4時間ほどだったので疲れ具合は全然マシ。いつもより早い時間に帰れてウレシー。
ところで。
2年前の今日、私は看護師として働き始めた。右も左もわからないとは本当にあのこと。英語も看護もすべて手探り状態で、毎日本当に必死だった。あれから2年が経って、今では後輩もでき、ごくまれにシフトのリーダーにもなったりする。しかし、未だに自分の職業が看護師だと言うことを恥ずかしく思うぐらい私の知識は稚拙で、完璧からは程遠い。そんなわけで3年目への突入を手放しで喜ぶこともできず、かつ時間の経過の早さに少々怖さを覚える。もっと精進せねばのぅ。
そんな私にとってやや特別な日に婦長に呼ばれた。私は今、週に32時間働く正社員のパートなんだけど、婦長はフルタイムにならないかと言ってくれた(“パート”という言葉が日本で言うところとは意味が違う。フルタイム=週38時間で働かない人は全員パートと呼ばれる。違いは正社員か準社員か。基本は全員時給制で、両者の間には時間外手当や有給に差が出る)。
去年と今年、夜勤のフルタイムスタッフが2名抜けたにも関わらずその補充をしておらず、かつ病欠や長期休暇が重なり、我が病院は慢性的なスタッフ不足。それで派遣看護師に来てもらうのだけど、慣れた人は別として、たまに来るだけの人には勝手がわからないことが多く、それが医療ミスにつながりかねない。経済的に新しい人を雇う余裕がない我が病院なので、まずは現在所属しているスタッフの勤務時間を長くして問題の改善を図っているらしい。先輩たちが「長く働きたくない」と言った可能性はあるけれど、それでも私をフルタイムにしてもいいと思ってもらえたことがありがたい。仕事のできない人にはまわってこない話だからさ。
他の病院に移ることも含めて、将来についてずっと考えているにも関わらず、話をもらって考える前より先に口から「お願いします」との言葉が出ていた。これで話は大ボスに行き、会議にかけられる。「YES」と応えたことがが正しい選択だったのか正直わからない。却下される可能性もあるので、通ってから考えよう。とりあえずはフルタイムのオファーを受けた事実を喜ぶとする。
さて。
明日はまたお休み。そして夜勤を含む6連勤が待っている。あぁ、気が重い。明日は家事に精を出さねばなぁ。早く寝て、明日は生産的な一日を過ごすぞー。
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なんだけど、今日は教育デーで開始がいつもより早い12時。朝ゆっくりしていたらあっという間に時間が経っていて出かける時間だった。90分って長いようで短いのねぇ。
“教育”(研修といったの方がいいのか?)を受けるのは基本的に新人。心配蘇生法や各種医療器具の使い方のおさらい、そして先輩看護師の講義。講義内容は術後患者さんを担当するときのタイムマネジメント、緩和ケアの倫理的問題、質疑・応答。こんな感じで計4時間。
うちの病院は小さく、内科と外科が一緒くたになっている。なのでどんな患者さんを担当するかはふたを開けてみないとわからない。たいていの看護師が術後患者さんを看たがり、新人にはイチから教える時間とスタッフの余裕がない限りあまり機会がやってこない。内科の患者さんが楽だとは言わないけれど、瞬時の判断が要される機会が多いのは外科の患者さんなので、どうしても先輩たちが受け持つことが多い。
そんな中で私にも術後患者さんを看る機会がやっと増えてきて、実践で覚えて慣れていっているところ。今日はその理論を聞いていて、いろんなことに合点がいった。いやはや。学ぶべきことはまだまだたくさんあるなぁ。
研修を終えた時点でとっくに午後シフトは始まっていた。早く来たため帰る時間も早くシフトの最後までいない私たちは、今日は基本的にアシスト。といっても私がアシストした看護師さんは派遣さんで、やるべきことができてなかったりしたため結構しっかり働き、少し時間をオーバーするほどだった。でも病棟にいたのは4時間ほどだったので疲れ具合は全然マシ。いつもより早い時間に帰れてウレシー。
ところで。
2年前の今日、私は看護師として働き始めた。右も左もわからないとは本当にあのこと。英語も看護もすべて手探り状態で、毎日本当に必死だった。あれから2年が経って、今では後輩もでき、ごくまれにシフトのリーダーにもなったりする。しかし、未だに自分の職業が看護師だと言うことを恥ずかしく思うぐらい私の知識は稚拙で、完璧からは程遠い。そんなわけで3年目への突入を手放しで喜ぶこともできず、かつ時間の経過の早さに少々怖さを覚える。もっと精進せねばのぅ。
そんな私にとってやや特別な日に婦長に呼ばれた。私は今、週に32時間働く正社員のパートなんだけど、婦長はフルタイムにならないかと言ってくれた(“パート”という言葉が日本で言うところとは意味が違う。フルタイム=週38時間で働かない人は全員パートと呼ばれる。違いは正社員か準社員か。基本は全員時給制で、両者の間には時間外手当や有給に差が出る)。
去年と今年、夜勤のフルタイムスタッフが2名抜けたにも関わらずその補充をしておらず、かつ病欠や長期休暇が重なり、我が病院は慢性的なスタッフ不足。それで派遣看護師に来てもらうのだけど、慣れた人は別として、たまに来るだけの人には勝手がわからないことが多く、それが医療ミスにつながりかねない。経済的に新しい人を雇う余裕がない我が病院なので、まずは現在所属しているスタッフの勤務時間を長くして問題の改善を図っているらしい。先輩たちが「長く働きたくない」と言った可能性はあるけれど、それでも私をフルタイムにしてもいいと思ってもらえたことがありがたい。仕事のできない人にはまわってこない話だからさ。
他の病院に移ることも含めて、将来についてずっと考えているにも関わらず、話をもらって考える前より先に口から「お願いします」との言葉が出ていた。これで話は大ボスに行き、会議にかけられる。「YES」と応えたことがが正しい選択だったのか正直わからない。却下される可能性もあるので、通ってから考えよう。とりあえずはフルタイムのオファーを受けた事実を喜ぶとする。
さて。
明日はまたお休み。そして夜勤を含む6連勤が待っている。あぁ、気が重い。明日は家事に精を出さねばなぁ。早く寝て、明日は生産的な一日を過ごすぞー。
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