忙しかった、でも満足

今日も午後シフト。

午前中は…何してたんやろう?　そういえば新しいケーキを焼いて、時間が足りなくなったので仕上げをDに頼んだら、頼んだことと反対のことをしてくれていて、プレゼンテーションがグチャグチャ。仕事終わりで疲れているせいもあって写真を撮る気も失せた。ケーキのことはまた明日考える。

さて。
午後になって、ちょいと凹んだ気持ちを持って出勤。しかし。昨日も書いた通り、今日は私がリーダー（“ナース イン チャージ オブ ザ シフト”という）。気を取り直して、まずは担当決めから開始。先輩の意見を聞きながら、公平になるように配置。リーダーになると患者の担当はせず、全患者を把握し、全スタッフを助けるのが仕事なんだけど、今日はそんなことは言ってられないほど少ないスタッフ数だったので、私も普通に働いた。
担当は5名。すべて手術後1～3日の患者さんたち。手術当日ほどではないとはいえ、術後患者さんは傷口の手当て、点滴、静脈注射、ドレーンバッグの管理などやることが多い。また運動量、排泄量などもこまめにチェックする必要がある（麻酔で休んでしまった体の機能が戻ってきていることを確認するため）。そして痛みや吐き気を取り除くことも重要。ヴァイタルサインをチェックしながら、調子はどうか、痛みはないかとうの質問を重ねていると、時間はあっという間に経っていく。途中でいろんなジャマも入り、ようやく全員の部屋をまわり、様子を確かめた時点ですでに夕食の時間になっていた。
ペアで働いている同僚が先に休憩に入っており、彼女が戻ってきたら行こうと思っていたら、手術医がやってきて回診をするという。回診には手が空いている看護師がつくのだけど、今日できる立場にあったのは私だけ（あとは新人正看、准看護師、派遣看護師だったので）。回診に立ち会うことはとてもいい勉強になるのだけど、同時に責任も重い。幸いとっても優しい女医さんで、緊張で固まっている私にもわかりやすく指示をくれたため大事には至らず、無事に成し遂げることができた。
計6名の回診を終えてドクターが去ったら、言われたことをすべて看護記録に書き留めなければならず、それらをやっていたら夕食の時間などはすっかり終わっており、夜の投薬の時間。でも緊張でアドレナリンドクドクのせいか空腹を覚えず、そのまま投薬を開始。手が必要な人はお手洗いに連れて行き寝る準備へ。すべてが落ち着き看護記録を書いた後は、夜遅い時間の薬を準備。本来なら他のスタッフを助けてまわるはずが結果的には自分のことで精一杯だった。夕食はもとより、トイレに行く時間もなかった。水も一滴も飲まなかった。かわいそうな私の腎臓。もっと水分を取らないとなぁ。
こんな感じでノンストップだったんだけど、それでもちゃんと仕事ができたという達成感あり。回診に付いてまわって手術の内容への理解を深めることもできたし、昨日とは打って変わって「やったぞー」という気分。自分のペースでノビノビやらせてもらって伸びるタイプ。いい一日やった。

夜ご飯を食べられず、お腹空いたなーと思って帰宅したら、D晩ご飯用の骨付きラム肉を私の分も残してくれていた。10時をまわっていたけど、時計を見ないフリをして食べた。冷めていたけど暖める時間もまどろっこしく、ガツガツ食べた。うまし。食後に出てきたコーヒーも一気飲み。そりゃ体もカラカラでしょーよ。
もうあと片付けもおいて寝る。たった2日間働いただけやけど、濃密だったせいかドッと疲れた。明日はお休み。でも日曜日から3連勤。もう脳みそは働かないので、何をするかは明日考える。