華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

あと少し、もう少し

2016年10月06日 19時17分45秒 | Weblog
夜勤明け。昨夜もまぁまぁシフトだった。
ただ花粉症がきつかった。くしゃみと鼻水、鼻のムズムズ。つらいのよー、これ。集中できないしね。大学の課題がやばくなってきているのに全然できなかった。うーむ。

いいシフトといっても何もないわけではなかった。軽い認知症のおじいさん。昨夜は絶好調。寝言なのか起きてて独り言を言っているのかわからないけど、夜通しずーっとしゃべりっぱなし。さらに何度もベッドから出ようとする。昨日もおとといも多少呆けたところはあったけど、昨夜はひどくなっていた。骨折をしているので痛むのかな?と思いつつも、聞いたところで「痛くない」。それでも痛い場合はあるし、かといって危険ドラッグと呼ばれる薬をいたずらに投与はできないし…というところで葛藤していた。結局あげなかったけどさ。鎮静剤代わりにもなるので、フラフラして転倒すると大変だし。
おそらく排泄が原因なんだとは思う。認知症患者さんは尿意があるときに興奮することが多い。おしめをしてあるけど、汚れるか汚れないかをすでに判断できないからさ。それにおとといの段階で3日間排泄がなく、昼間に下剤を投与されていた。夕方にしっかり出たみたいやけど、夜中になっても排泄の感覚だけ残っていたのかもしれないなぁ。

このおじいさんがベッドの柵から足を出して逃げ出そう(?)としているときに、もう一人の転倒の危険がすごい高い患者さんが何も言わずにベッドから出てトイレに向かっていたときが私的に昨夜のクライマックス。ちなみにペアの看護師は休憩中で不在。このときは歩いているおばあさんと一緒にトイレへ向かって歩きながらおじいさんを観察していた。柵を乗り越える体力はなさそうだったので、あと1分ぐらいなかなんとかなりそうと思ったため。結果的に何も起こらなくて良かったけど焦ったなぁ。

さて帰宅。
今日も薬を飲んだけどあまり眠れなかった。4時間ぐらい。体が薬に慣れてきてるのか? 
これは、おそらく面接の結果をすごく気にしているからだと思う。「合否の連絡をいれるからね」と言われた期日が先週の金曜日。何もなかった。3連休明けの火曜日。何もなかった。連休明けで忙しいのかなと自分に言い聞かせて昨日の水曜日。やっぱり連絡はなし。少しあきらめにも似た感情がわいてきた。
そんな話を昨夜、たまたま仕事中に会った先輩にしたら「病院に電話してみ」。今までの私ならそんな勇気のいる行動はとれないのだけど、今回の連続夜勤でいよいよこの病棟にはもう長くいられないという気持ちを高めていたところ。またどっちつかずで不安を抱えるのもしんどかったので思い切って電話してみた。そしたら面接をしてくれた婦長と話すことができて「まだ調整段階で何も言えないのよ~」「でもいい感じで進んでるからー」。

よっしゃー!

まだまだどんでん返しがあることは否めないけど、まだ最終リストには残っているらしい。ダメならこの時点ですでに選考対象ではないはずなので。「決まり次第連絡するわね」とのころ。どうなるかな。果報は寝て待て(電話しちゃったけど)。うまくいきますように。

起きてからはマジで何もしなかった。冷蔵庫にあるものを適当に食べて、あとはひたすらボーっと。こういう風にメリハリのない生活もあかんのやろうなぁ。例えば歩きに出て日光を浴びるとかする方が回復にはよさそう。いい季節でもあるんやし。だけどもう気力がない。夕方になって課題に少し手を付けたけど、何のアイデアも出てこなくて全然進まなかった。だから頭を使わずにできる作業のみ勧めた。今夜で勝負。いいシフトであることを願う。

これからDを迎えに行って、着替えて今回最後の夜勤。どうかどうか忙しすぎない夜でありますように
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