今日から午前シフトが4つ。うへぇ。
本日初日。目覚めた時の気温8度。つれぇ~。でも昨夜は11時前に寝て、6時間半ぐらいは寝たはず。ちなみにFitbitは5時間40分とカウントしていた。レム睡眠の時間って結構長いのね。
出勤。今日もポート3で同じ患者さん5名を担当。
介助要らず1、言うこと聞かず2、重たい介助2という内訳で、結構忙しいシフトになった。
重たい人たちは排泄障害もあるため、きっちりシャワー。運動能力も限られているからだいぶ労力を奪われた。
言うことを聞かない人。シャワーや清拭も拒否。足とかくさいのに。
ひとりは自分でできるけど面倒くさいからやらない。もうひとりはただただ動きたくなくてやらない。
この後者の人は骨折で入院してきたのだけど、痛みを盾に本当に何もしない。痛みがひどいならとオピオイド鎮痛薬の用量を増やし、かつ肉体的な負担も軽減するようにしているのに、ベッドから動こうとしない。
私は今日、初めてこの人を担当。シャワーに行くように説得した。そしたら「ドクターが体重をかけちゃダメって言ってる」という見え透いた嘘をつく。なので「私が聞いてる情報と違うわね。待ってて、ドクターに確認してくるから」と言って部屋を出た。本人は嘘を言っているとわかっているので、何か言いたそうにしていたけど、そこはさわやかに無視。そしてドクターと一緒に病室に戻り、ドクターから「体重はかけていい」と患者さんに向けて私の前で言ってもらった。そしたら「嘘は言ってない。足が痛いのをわかってくれない」とさめざめ泣きだした。なのでオピオイド鎮痛薬を投与することを提案。それでも嫌だと言い張る。なので最終的に「今歩かなかったらこの先一生歩けないよ!」と言い切ってやった。まだ70代半ば。歩けなくなることは考えなかったようで、この時にさっと顔色が変わった。それでも「明日は絶対。今日は勘弁」と言うので、「私は明日の朝もあなたの担当だから。明日は絶対シャワーするよ!」と強く言い渡して、代わりの清拭をした。
この患者さんとはここ一週間ぐらい同じやり取りを全スタッフとやっている(夜勤の時に看護記録を読んだ)。年を重ねて歩くことをしなかったら、筋肉なんてあっという間になくなり歩行不能になることなんて看護師なら、理学療法士なら、ドクターなら絶対知っている。患者さんの顔色が変わる瞬間をを見て、今まで誰もこれを言ってなかったのかよ!?と逆に驚いたわ。ぶっちゃけうっとうしい患者さんなので、スタッフも多分あきらめ気味なんだとは思うけど。意地悪リハビリナースの私は、患者さんのわがままは許さない。多分今までで一番食い下がった看護師だと思う。
これが功を奏したのかどうか、この後高齢者リハビリの専門医の回診があった(週に1~2回しかない)。このドクターが「やれるからやってごらん」とかなりプッシュしたらしい。この患者さんもだいぶごねたみたいだけど、最終的にベッドから出て椅子に座った。専門医の威力はすげーな、と思いつつ、私としては「歩けなくなるよ!」のひと言が効いたんだと思いたい。
椅子に座った後もこの患者さんはさめざめと泣いていた。でもその感情は無視。「すごいね」「よくやったね」「明日も頑張ろうね」と言い続けた。反論はさせませんよ、もちろん。きっと明日になったらまた別の理由を考えて動こうとはしないだろうけどね。戦いは続く。
看護師は暇ではない。だから看護を受けたがらない患者さんに時間は割かない。「やらない」「あっそ」で終わる。自己責任だからしかたないよね~ということで。でもそれが患者さんにとっていいことかと言えばそれは違う。この患者さんもしかり、リハビリに来ている以上、リハビリをしないと運動能力を失い、そしたら次に待つのは養護施設になる。そして大半の患者さんは養護施設には行きたがらない。この手の患者さんは不思議と「今まで歩いていたんだから、そのうち歩けるようになる」と思っている。そんなわけないのにさ。医療従事者はもっと毅然としないとダメだと改めて思ったわ。
そんなこんなで。
今日はノンストップ。忙しかったわ。勤務中に1万歩越え。よく歩いたもんね。
帰宅。
犬の散歩へ。住宅街45分コース。昼間Dと公園へ行ったようなので歩くのみ。今日はいい天気で歩くのも気持ちよかったわ。
夜ご飯はたまに行くパブへ。Dいわく“デートナイト”だそうな。先日お金のことでケンカをした後、週に一回は一緒に食事にでかけようということになった。余計にお金かかるやん!ってなもんやけど、普段ケチケチする分、ふたりで楽しむ時間も作ろうとのこと。公務員の私はエンタテイメントカードと言って、2週間に一回$100ドルが振り込まれるカードがある。お金はもちろん私の稼ぎから出るのだけど、このお金は課税の対象にならない。要は年間2500ドルぐらいお給料を低く見積もってもらえるので、納める税金が減る。公務員、素敵だわ。
“デートナイト”なんて設けなくても外食はするのだけど、まぁ目的を持って出かけるのはいいことかと思うので、そういうことにしてある。
食事を終えて帰ってきてもまだ7時前。早いなぁ。
やっとソファで落ち着いて、今は「東大王」を鑑賞中。明日もまた早起きなので、見終わったらすぐに寝る。
ところで。
通常勤務に戻ってから約3週間。初めての午前シフトをこなしている。しかも今日から4日間。これが本当に肩が治っているかどうかを見極めるいい機会になると思っているのだけど、実は初日を終えた今日、強い痛みを覚えている。先ほど湿布を貼ったところ。やだなぁ。4日間を終えて痛かったらまた病院かも。うーむ。
本日初日。目覚めた時の気温8度。つれぇ~。でも昨夜は11時前に寝て、6時間半ぐらいは寝たはず。ちなみにFitbitは5時間40分とカウントしていた。レム睡眠の時間って結構長いのね。
出勤。今日もポート3で同じ患者さん5名を担当。
介助要らず1、言うこと聞かず2、重たい介助2という内訳で、結構忙しいシフトになった。
重たい人たちは排泄障害もあるため、きっちりシャワー。運動能力も限られているからだいぶ労力を奪われた。
言うことを聞かない人。シャワーや清拭も拒否。足とかくさいのに。
ひとりは自分でできるけど面倒くさいからやらない。もうひとりはただただ動きたくなくてやらない。
この後者の人は骨折で入院してきたのだけど、痛みを盾に本当に何もしない。痛みがひどいならとオピオイド鎮痛薬の用量を増やし、かつ肉体的な負担も軽減するようにしているのに、ベッドから動こうとしない。
私は今日、初めてこの人を担当。シャワーに行くように説得した。そしたら「ドクターが体重をかけちゃダメって言ってる」という見え透いた嘘をつく。なので「私が聞いてる情報と違うわね。待ってて、ドクターに確認してくるから」と言って部屋を出た。本人は嘘を言っているとわかっているので、何か言いたそうにしていたけど、そこはさわやかに無視。そしてドクターと一緒に病室に戻り、ドクターから「体重はかけていい」と患者さんに向けて私の前で言ってもらった。そしたら「嘘は言ってない。足が痛いのをわかってくれない」とさめざめ泣きだした。なのでオピオイド鎮痛薬を投与することを提案。それでも嫌だと言い張る。なので最終的に「今歩かなかったらこの先一生歩けないよ!」と言い切ってやった。まだ70代半ば。歩けなくなることは考えなかったようで、この時にさっと顔色が変わった。それでも「明日は絶対。今日は勘弁」と言うので、「私は明日の朝もあなたの担当だから。明日は絶対シャワーするよ!」と強く言い渡して、代わりの清拭をした。
この患者さんとはここ一週間ぐらい同じやり取りを全スタッフとやっている(夜勤の時に看護記録を読んだ)。年を重ねて歩くことをしなかったら、筋肉なんてあっという間になくなり歩行不能になることなんて看護師なら、理学療法士なら、ドクターなら絶対知っている。患者さんの顔色が変わる瞬間をを見て、今まで誰もこれを言ってなかったのかよ!?と逆に驚いたわ。ぶっちゃけうっとうしい患者さんなので、スタッフも多分あきらめ気味なんだとは思うけど。意地悪リハビリナースの私は、患者さんのわがままは許さない。多分今までで一番食い下がった看護師だと思う。
これが功を奏したのかどうか、この後高齢者リハビリの専門医の回診があった(週に1~2回しかない)。このドクターが「やれるからやってごらん」とかなりプッシュしたらしい。この患者さんもだいぶごねたみたいだけど、最終的にベッドから出て椅子に座った。専門医の威力はすげーな、と思いつつ、私としては「歩けなくなるよ!」のひと言が効いたんだと思いたい。
椅子に座った後もこの患者さんはさめざめと泣いていた。でもその感情は無視。「すごいね」「よくやったね」「明日も頑張ろうね」と言い続けた。反論はさせませんよ、もちろん。きっと明日になったらまた別の理由を考えて動こうとはしないだろうけどね。戦いは続く。
看護師は暇ではない。だから看護を受けたがらない患者さんに時間は割かない。「やらない」「あっそ」で終わる。自己責任だからしかたないよね~ということで。でもそれが患者さんにとっていいことかと言えばそれは違う。この患者さんもしかり、リハビリに来ている以上、リハビリをしないと運動能力を失い、そしたら次に待つのは養護施設になる。そして大半の患者さんは養護施設には行きたがらない。この手の患者さんは不思議と「今まで歩いていたんだから、そのうち歩けるようになる」と思っている。そんなわけないのにさ。医療従事者はもっと毅然としないとダメだと改めて思ったわ。
そんなこんなで。
今日はノンストップ。忙しかったわ。勤務中に1万歩越え。よく歩いたもんね。
帰宅。
犬の散歩へ。住宅街45分コース。昼間Dと公園へ行ったようなので歩くのみ。今日はいい天気で歩くのも気持ちよかったわ。
夜ご飯はたまに行くパブへ。Dいわく“デートナイト”だそうな。先日お金のことでケンカをした後、週に一回は一緒に食事にでかけようということになった。余計にお金かかるやん!ってなもんやけど、普段ケチケチする分、ふたりで楽しむ時間も作ろうとのこと。公務員の私はエンタテイメントカードと言って、2週間に一回$100ドルが振り込まれるカードがある。お金はもちろん私の稼ぎから出るのだけど、このお金は課税の対象にならない。要は年間2500ドルぐらいお給料を低く見積もってもらえるので、納める税金が減る。公務員、素敵だわ。
“デートナイト”なんて設けなくても外食はするのだけど、まぁ目的を持って出かけるのはいいことかと思うので、そういうことにしてある。
食事を終えて帰ってきてもまだ7時前。早いなぁ。
やっとソファで落ち着いて、今は「東大王」を鑑賞中。明日もまた早起きなので、見終わったらすぐに寝る。
ところで。
通常勤務に戻ってから約3週間。初めての午前シフトをこなしている。しかも今日から4日間。これが本当に肩が治っているかどうかを見極めるいい機会になると思っているのだけど、実は初日を終えた今日、強い痛みを覚えている。先ほど湿布を貼ったところ。やだなぁ。4日間を終えて痛かったらまた病院かも。うーむ。