華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

排出しました

2023年09月23日 23時37分00秒 | Weblog
今日も午前シフト。
チャーリーの投薬があるので、少しだけ早起き。前にいつもウェットフードに混ぜて出したらあとで吐いてしまい、それからチャーリーはウェットフードを避けがち。確実に薬を飲ませるために朝晩頭を使っている。
薬が効いたのか、コブはだいぶ小さくなった。そしてチャーリーは元気。このまま良くなりますように。

お仕事。
書いたかどうか忘れたけど、現在、うちの病棟には実に暴力的な認知症の患者さんがいる。足腰はだいぶ弱っているので暴力的といっても大した危険はない。ただ言葉が達者で、よくもまぁ立板に水を流すように悪態をつけるもんだと感心する。相手が認知症だと分かっていても、許しがたいものがある。
私はその人を担当。まずは朝の投薬に便秘の薬を混ぜた。
認知症の患者さんが落ち着かなくなったり、怒りっぽくなる原因として5Pが挙げられる。Pee Poo Pain Pus Prescriptionで5P。前者から尿、便、痛み、感染症、薬という意味。これらが原因で不快感を抱き、認知症の患者さんは落ち着かないことが多い。
この患者さんは排尿には問題がないけど、排便は最低でも2日はない。攻撃的な態度は便秘のせいかもしれないと思い、しっかり排便してもらうことにした。読みが当たって、モリモリっとコトは起きた。ふたりがかりで体をきれいに拭き、歯も磨いてサッパリさせたら、その後の態度が変化。言葉遣いは相変わらずでも、暴力性が落ち着いた。認知症には5P。基本が役に立つことを改めて実感したわ。

あとは普通に働いた。何かに追われるでもなく、やるべきことができたいいシフトだった。

仕事を終えて帰宅。
着替えてすぐに徒歩3分で行ける近所の先輩宅へおじゃました。
この間も日本の友人としゃべったばかりだけど、なんかもっと吐き出したくて、先輩に訪ねていいかと聞いたらいいよと言ってもらった。ワインボトルを片手におじゃまして、結局3時間半ぐらいしゃべってたのかなぁ。とってもいい時間を過ごさせてもらった。
わたしは大勢で飲むのも好きだけど、どちらかと言うと少人数で飲む方が好き。でもこっちに来てからそういう時間は皆無に近い。外で飲むと高くつくし、運転があるから量も飲めない。タクシーっていうてもあるけど、そこまでしてって感じ。そもそも、膝を突き合わせて語り合える人がいない。
抱えるモヤモヤを吐き出さないとヤバいと感じていたので、今日は思い切って先輩に聞いてみて本当によかった。心がとても軽くなった。逆に自分がわりと追い詰められていたんだということに気がついた。
吐き出したところで解決しない問題はあるけど、とにかく今日はいい時間を過ごさせてもらった。感謝。

再度帰宅。
いい感じにほろ酔いで、今夜は寒かったのでエアコンを付けたら、またソファの上で爆睡。このブログもここまで書くのに何度か寝てしまっている。早く布団に入ればいいのにと自分でも思うわ。

明日は夜勤。なんとか日勤に代われないかと画策してみたけど無理だった。仕方ない。明日の昼間はゆっくりしよう。

おやつのためにポーズを決めるワンコたち。

さ、おやつをだして。
だして。

かわいいの押し売り。勝てないな。

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