未曾有の大惨事に・・・・

西日本のこの度の豪雨・・・・、例年梅雨末期にはどこかで起こっていましたが
それらとは比べ物にならないほどの広範囲で、凄まじいほどの大災害になっております。

今回の豪雨は、死者・不明者が200人に迫るほどの大惨事です。（9日夕方現在）

■広島市のNさんの場合
　勤務先から車で帰宅中、自宅まで約５キロという所で長蛇の渋滞の列につかまった。
　突然、坂の上からの大量の濁流に、車ごとのみ込まれ
　数百メートル下に流され、流木にひっかかった後、車体は回転して坂を転がり始めた。
　
　窓から大量の泥水が入って溺れたような状態になり、息ができない。
　無我夢中で手を伸ばすと、
　車内の上部までは水没せず３０センチほどの隙間（すきま）があると気づいた。
　必死で顔を近付け、車の回転に合わせて息を止めたり、呼吸したりを繰り返した。
　しばらくして、ドアを力いっぱい蹴って自力で脱出したという。
（※毎日新聞・ＷＥＢ版より引用）

その被害の大きさは、唯々言葉にならない程の惨状に涙するばかりです・・・・。
肉親を捜しに来た方が、その結果として遺体の確認になってしまったりと、
その無念さを思う時、人間が営々と築き上げてきたものが
大自然に一蹴されてしまう現実が、いとも簡単すぎる様にも思います。


この度の大水害で亡くなられました方々には、謹んでお悔やみを申し上げます。

また、被害を受けられました方々には、心から御見舞を申し上げます。