チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

日本の独立

2010年12月23日 11時23分50秒 | 日記
植草一秀著作 飛鳥新社「日本の独立」を読む
淡々とこの二十年の日本の真実を解いていく
小泉内閣のとき国の罠にはめられた政治経済学者

当時チャコちゃん先生は
あんなに著名な頭のよさそうな学者が
こういう品のないことをするのかなあ
「男はどこまで哀れなんだろう」
とエラソウにまた半信半疑で報道を見ていたが

暫くして友人からの誘いで彼の経済講演に連れて行かれた
野次馬根性でくっついていった
植草フアンは大人の男性に多く
かの事件については何の影響もなく
みんなが「あの事件は免罪」と思っているようだった

チャコちゃん先生だけが
ちょっと斜めから「この男がねえ」
なんて薄い色眼鏡をかけて話を聞いていたが
30分もしたらその眼鏡は透通しになっていて
話に引き込まれている自分を発見

日本を本当に愛し
日本の行く末を心から憂えている
また説明が丁寧で経済音痴のチャコちゃん先生でも
いっぱしの経済通になっていく
何よりもご本人に品格があり感謝の心がある

この本も彼の人格が現れていて日本の道が良く分かる
おかしな日本になっていく状況が静かに身にしみてきて
今まさに自分の立ち位置を決めるべきことが見えてくる

きものを愛し
きものの周りを心配し
きものから教えてもらう日本人の知恵を知り
そのことが
日本のあり方と結びついていく

日本を知るいい本に出会った

もう1冊
もと外務省官僚の天木直人著 「さらば日米同盟」講談社
とあわせて読むと日本がわかり、これからの自分自身の肚が決まる

今日は天皇誕生日
廣島から来た知人がきものを着て皇居に行くと張り切っている
コメント
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