「寒昴 静かに深く 母逝く」 龍子
愛する息子中谷吉隆の俳句
中谷好子 行年98歳
「朝目がさめたら逝っていたという風になりたい」
とつぶやいていたが全くその通りの逝きかた
6年の密度の高い娘田中清子との生活に自然に終止符
「夕べ10時頃おやすみなさいをしてやすんだけど」
朝7時に口と目を拭こうと思って顔をさわったらもう冷たかったという
医者の診断書は老衰・自然死
見事 お見事
紅花染の下着をつけ
日本の絹の旅立ちの祝い衣をまとい
ピンクの絹のキャップをかぶって静かに横たわっている
「可愛い、かわいい」
通夜の客の顔から笑みがこぼれる
好子さんは人柄が良く
医師、看護士、ヘルパーさんに愛され大切にされた
その姿は私たちに沢山のことを無言で教えてたように思う
明るく活発に看護生活を送っていたタナカに頭が下がる
チャコちゃん先生は
ただ「ありがとう」
愛する息子中谷吉隆の俳句
中谷好子 行年98歳
「朝目がさめたら逝っていたという風になりたい」
とつぶやいていたが全くその通りの逝きかた
6年の密度の高い娘田中清子との生活に自然に終止符
「夕べ10時頃おやすみなさいをしてやすんだけど」
朝7時に口と目を拭こうと思って顔をさわったらもう冷たかったという
医者の診断書は老衰・自然死
見事 お見事
紅花染の下着をつけ
日本の絹の旅立ちの祝い衣をまとい
ピンクの絹のキャップをかぶって静かに横たわっている
「可愛い、かわいい」
通夜の客の顔から笑みがこぼれる
好子さんは人柄が良く
医師、看護士、ヘルパーさんに愛され大切にされた
その姿は私たちに沢山のことを無言で教えてたように思う
明るく活発に看護生活を送っていたタナカに頭が下がる
チャコちゃん先生は
ただ「ありがとう」