七夕でもありますね7月7日、旧暦だと今年は8月4日が七夕になるので、きっと天空のショーを見ることが出来る
明治5年いきなり太陽暦にしてしまった明治政府の蛮行は、自然を冒涜するものじゃ、と今更言っても仕方がないが、七夕の行事は中国からの輸入で、本家は今でも旧暦で祝っている
明治5年12月3日をもって
「今日から太陽暦この日を明治6年元旦とする」
とやられ国民はどんな反応だったのか、暴動も起きていないようだ
もうこのころから日本人はお上の言うことに、唯々諾々としたがってきたのだろう。現在のマスクランドのように
其れとも今のように情報が一気に広まるということはなかったので、「あらそうなの?」という感じでぼつぼついきわたったのであろうか?
暦というのはそれぞれの国で作られていて、日本にもいろんな暦があった。月の運行を基準にするのか、太陽の動きを基にするのかで、暦は微妙に変わってくる。日本は国旗が太陽で暦が月、なんとも不思議な国なのだ
さて
七夕の短冊に願いことを書くというのは平安の時代から行われている「星まつり」五行の五色の短冊、そして七色の糸を使うという決まりもある。祭りというのは神様に感謝するというのが根底にある
七夕は「棚機」という字を当てて、機織りや裁縫が上手になるようにいのり、また夏野菜などの収穫祭として神に感謝の祈りを捧げる
また夏蚕の糸を織り始める祭りでもあった
祈りと感謝の日であるのに、いつの間にか「願いこと」を神様に押し付ける日になっている
「かみさまー-今年の私のねがいはこれよ、いい子にしているから叶えてね」
「よしよし分かった、お父さんやお母さんの言うことちゃんと聞くんだよ」
チャ子ちゃん先生今年は「感謝」の短冊を22枚つるしている
本来の祈りと感謝の言葉が次々に出てきて、一気に気持ちも晴れた
皆様もどうぞ