昨日は橋本尚さんのご案内でつくばにある「スマート養蚕システム」の研究所に伺った
蚕の飼育工程を工業化でスマートにしようという試み
遺伝子組み換え蚕による有用物質の生産を新たな産業にしたいという
成程
科学はここまで発達
一齢から最後まで人工飼料
5齢になるまで25度の温度で一定、飼育管理がしやすい
蚕の生態と生育に適した環境条件
効率的な飼育管理手順
自動毛羽取り機(画期的)、粉塵防止装置 清潔さ
かなり前無菌蚕の飼育状況を取材したときより、かなりまた管理下での蚕飼育だ
つまりは失敗しない育て方なので、同じ状態の蚕が同じ状態で繭をつくる
しかし蚕は結構気まぐれなので二頭一緒に入ったりするが、そういうことも全て想定内での飼育だそうだ
古事記のころに現れた蚕はこういう時代が来ることが分かっていただろうか
人と蚕の愛の交換も全く別の形になるのであろう
チャ子ちゃん先生は
こうやってきちんと管理された蚕がどんな糸を吐きだすのかそれが知りたい
だって5齢になった蚕の体の中は糸だけしか入っていない
その糸を吐きだして身軽になり蛹から蛾になって交配する
現実は「糸」ではなく「蛹」だ
蛹からいろんなものが生まれている
コロナのワクチンもこの蛹からだ
蚕はどこまでも人に尽くす
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