チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

半襟の付け方

2015年02月17日 11時27分53秒 | 日記
着物を365日20年間着続けた事のあるチャコちゃん先生
33歳から53歳までだ
若いからできたことかもしれないが
実に様々なことを学んだ

その中でも印象的なことは芸者さんたちの半襟の付け方だった
西と東、九州、沖縄、北海道、北陸、新潟
と芸者さんのいるところくまなく歩いて半襟の付け方を取材した

地方によって
また廓の階級によって半襟の付け方が全く違った

取材が終わるのに10年かかった
その途中で「きものサロン」で発表をしたこともあったし
秋櫻舎発行の「きもの秋櫻」に載せたこともある

そしていまチャコちゃん先生の中で二つの半襟の付け方が定着した
それを4月4日青山の「ゑに華」さんでご披露するし
また秋櫻舎の「きもの解体新書」でもお話ししようと思っている

この衿付けは芸者さんたちについている「男衆」さんから教わった
どういう雰囲気になるかといえば
みるからに着物姿に艶が出て人柄が温かく見える

このゆったりした表情をチャコちゃん先生は美しいと思う
女が優しく見えるのだ
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