チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

まだ絽の長襦袢

2014年09月22日 13時32分29秒 | 日記
単の着物に手を通すようにはなったけど
まだ絽の長襦袢が肌にはチョウドイイ
25度の日々がもう5日も続いている
昨年の着物日記を見ると
まだ30度あって夏結城に手を通していた
今年は立秋と聞いたあたりから秋風が頬を撫でる

そうすると透けた着物は何となく肌が受け付けない
気分の問題かとおもう
だって洋服ではノースリーブを着た方が街を闊歩しているもの
着物と洋服の違いをつくづく感じるのもこの季節

一昨日チョット肌寒かったので
着物の下着も絽から平絹に取り替えた
そうすると肌が温かく感じて
あの夏の雰囲気は一気に去ったように思う

その一昨日は風も冷たく感じたので結城縮みの単衣を着たが
今日はまた小千谷の絹縮みに戻った
しかし長襦袢だけは絽

チャコちゃん先生は
秋に近くなるにつれて絽の長襦袢の色が濃くなる
初めは白で作っているのだが
黄ばんでくると色を染めて
だんだん濃い色に染め変えるだいたい3回くらいで終わり

年数かいくと30年近く色を変えながら来ている
着物の生命力に改めで脱帽

きものは着続けることで洋服より遙かに原価が安くなるとつくづく思う
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